サムスン電子 (Samsung Electronics) は、米ラスベガスで開催されている 「CES 2025」 にあわせて、同社が展開する 「Galaxy」 ブランドの新型ノートPC 「Galaxy Book5 Pro」 シリーズ、「Galaxy Book5 360」 を発表した。
Galaxy Book5 Pro
「Galaxy Book5 Pro」 シリーズは、Intel Core Ultraプロセッサー (シリーズ2) を搭載したフラグシップ型ノートPC。最大47TOPのNPUを備えているため、高度なAI機能も利用することが可能だ。
先代の 「Galaxy Book4 Pro」 シリーズが2023年12月に発表されていたことから、約1年ぶりの新型モデルの登場ということになる。ラインナップは14インチモデルと16インチモデルの2種類を用意。
内蔵するCPUは、Intel Core Ultra 5/7 (シリーズ2)。メモリ容量は16GB/32GBの2種類、ストレージ容量は256GB/512GB/1TBをオプションとして用意。
ディスプレイは、解像度2,880×1,800ドット、画面比率16:10、リフレッシュレート48~120Hz、タッチ操作に対応したAMOLEDを採用。画面輝度は500ニトで、120% DCI-P3をサポートする。
インカメラは200万画素 (1080p FHD)。スピーカーは、5Wのウーファーx2基+3.3Wのツイーター x3基で構成されたクアッド仕様で、Dolby Atmosに準拠。マイクは、スタジオ品質のものがデュアル構成で搭載される。
インターフェースは、Thunderbolt 4×2、USB Type-A x1、microSDカードスロット、HDMI 2.1 (8K@60Hz, 5K@120Hz)。通信は、Wi-Fi 7およびBluetooth v5.4をサポートする。
バッテリー容量は14インチモデルが63.1Wh、16インチモデルが76.1Wh。それぞれ最大65Wでの充電に対応しており、高速に充電することが可能だ。カラーラインアップは、グレイ/シルバーの2色展開。
Galaxy Book5 360
「Galaxy Book5 360」 は、液晶が360°回転する2in1 PC製品。15.6インチの画面を搭載しており、画面を開く角度によって様々なスタイルで操作することが可能だ。
また、Galaxyのスタイラス 「S-Pen」 もサポートし、スタイラスを使った直接的かつ繊細な入力も可能だ。
内蔵するCPUは、Intel Core Ultra 5/7 (シリーズ2)。メモリ容量は16GB/32GBの2種類、ストレージ容量は256GB/512 GB/1TBをオプションとして用意。
ディスプレイの解像度1920×1080ドット、画面比率16:9、リフレッシュレート60Hz、タッチ操作に対応したAMOLEDを採用。画面輝度は500ニトで、120% DCI-P3をサポートする。
インカメラは200万画素 (1080p FHD)。スピーカーは、2Wのツイーターが2基搭載されるステレオ仕様で、Dolby Atmosに準拠。マイクは 「Galaxy Book5 Pro」 と同じデュアル構成だが、 「Galaxy Book5 Pro」 のそれはスタジオ品質のものであるのに対して 「Galaxy Book5 Pro」 はスタンダードなマイクが搭載されるようだ。
インターフェースは、Thunderbolt 4×2、USB Type-A x1、microSDカードスロット、HDMI。通信は、Wi-Fi 7およびBluetooth v5.4をサポートする。
バッテリー容量は68.1Wh。最大65Wでの充電に対応しており、高速に充電することが可能だ。カラーラインアップは、グレイ/シルバーの2色を展開する。
「Galaxy Book5 Pro」 および 「Galaxy Book5 360」 は、カナダ/フランス/ドイツ/英国/米国などで2025年2月から販売開始予定。B2Bチャネルでも、同四半期内に提供開始される見込み。
(画像:Samsung)