サムスン電子は8月14日、同社の 「Galaxy A」 シリーズの一部モデルでGoogleの 「かこって検索」 に対応すると発表した。また、この対応後には 「Galaxy Tab S9 FE」 シリーズも同機能に対応し、大画面と 「Galaxy Sペン」 による 「かこって検索」 が実現する予定だ。
「かこって検索」 に対応するモデルは、「Galaxy A55」 「Galaxy A54」 「Galaxy A35」 「Galaxy A34」 と、「Galaxy Tab S9 FE」 「Galaxy Tab S9 FE+」 の合計6モデル。2024年8月より順次展開を予定している。
「かこって検索」 は、Webページや撮影した写真など画面上の任意の場所から気になったものを丸で囲んだり、もしくはハイライト表示やタップすることで、テキストや画像、動画などを簡単にGoogleで検索できる便利機能。
「Galaxy S24」 シリーズの発売以降、多くのユーザーが同機能を利用しており、最新の 「Galaxy Z Fold6」 「Galaxy Z Flip6」 などの多くのGalaxyデバイスで同機能が利用できるようになるにつれて、フルページ翻訳や宿題のサポート、QRおよびバーコードスキャン機能の追加など、使いやすさと直感的な操作性を向上するために継続的に進化を遂げてきた。今後は数学や物理の問題を解いてもらうこともできるようになる。
今回のアップデートで 「Galaxy A」 シリーズと 「Galaxy Tab S9 FE」 シリーズでも 「かこって検索」 が利用できるようになることで、Samsungが販売するより多くの製品ラインナップにおいて、目にしたものに関してより複雑な質問ができるようになる。
今回の発表に伴い、Samsung DX部門 Mobile eXperience事業部長兼社長のTM Roh氏は以下のように述べている。
一連のアップデートにより、『Galaxy A』シリーズと『Galaxy Tab S9 FE』シリーズの新たな可能性が開かれ、より多くのGalaxy ユーザーに最先端のテクノロジーを提供するという当社の取り組みがさらに強化されます。当社は、最高クラスのAIテクノロジーをさらに幅広いユーザーに提供し、手にしていただいたデバイスでより効率的な作業、より自由な創造、より充実してパーソナライズされたインタラクションを楽しむための機会を提供することに力を注いでいます。
(画像提供:サムスン電子ジャパン)