
サムスン電子ジャパンは6月19日、新型ミッドレンジスマートフォン「Galaxy A36 5G」の日本国内での発売を正式に発表した。
発売日は6月26日を予定。Samsung公式オンラインショップ、Galaxy Harajuku、Galaxy Studio Osaka、Amazonなどで販売する。これに先立ち、本日6月19日から各販売チャネルで予約受付を開始している。
また、国内キャリアではNTTドコモが「Galaxy A36 5G」を取り扱うことを明らかにしており、全国のドコモショップやドコモ取扱店、ドコモオンラインショップ、ahamo公式サイト、Galaxy Harajukuにて、6月19日(木)から予約を受け付け、6月26日(木)より販売を開始する。
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Galaxy Aシリーズ専用の本格的モバイルAI機能を搭載したミッドレンジモデル
「Galaxy A36 5G」は、Galaxy Aシリーズとして初めてAI機能「Awesome Intelligence」を搭載したミッドレンジのスマートフォン。これまでGalaxyではフラッグシップモデル中心だったAIの搭載が、ようやくAシリーズにも波及しはじめたかたちだ。
「Awesome Intelligence」は、Samsung Galaxy Aシリーズ専用の本格的なモバイルAI機能で、One UI 7をベースに音声認識や画像処理、検索補助などの機能を統合。
Googleが提供する「かこって検索」機能も進化しており、スクリーン上の情報を囲うだけで検索が可能となった。加えて、電話番号やメールアドレス、URLなどをなぞるだけでAIが自動認識し、ワンタップでアクションに移れる「AIセレクト」も新たに搭載されている。
音楽認識機能も「かこって検索」と連動。アプリを切り替えることなく、ナビゲーションバーを長押しし、音楽アイコンをタップすれば、SNSや周囲のスピーカーで流れる楽曲を即座に特定可能だ。
カメラまわりも強化されており、約5,000万画素のメインレンズを含むトリプルカメラ構成を採用。前面カメラでも10ビットHDR録画に対応し、明るく鮮明なセルフィーを実現する。
さらに、写真編集では「AI消しゴム」機能により、通行人や影などの不要な要素を数タップで削除できるほか、ユーザーが自身の写真から抽出したカラートーンをフィルターとして適用できる機能もある。
ハードウェア面では、Snapdragon 6 Gen 3チップを採用。これによりパフォーマンスが底上げされ、大型ベイパーチャンバーによる放熱設計も施されている。
ディスプレイは約6.7インチのFHD+ Super AMOLEDで、最大1,200ニトの高輝度表示に対応。オーディオはステレオスピーカー構成。
本体はIP68準拠の防水・防塵性能、Corning Gorilla Glass Victus+採用により、屋外や日常の衝撃にも十分に耐え得る設計となっている。バッテリー容量は5,000mAh。
Samsungは本機に対し、最大6回のOSアップデートおよび6年間のセキュリティアップデートを保証。セキュリティ面では、Samsung Knox Vaultの搭載により、デバイスレベルでの保護が強化されている。One UI 7では盗難検知機能なども刷新されており、ユーザーのプライバシー保護にも配慮した設計となっている。
公開市場モデルの販売価格は50,490円(税込)。カラーラインアップは、オーサムラベンダー、オーサムホワイト、オーサムライム、オーサムブラックの4色展開だ。
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(画像提供:サムスン電子ジャパン)