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ダイソン、空気清浄機 「Dyson Purifier Big+Quiet」 発表。風量2倍で10m先まで空気を循環、動作音はより静かに

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ダイソンエンジニア Theo Jones氏

ダイソンは10月12日、「Dyson空気清浄機カテゴリー新製品発表会」 を都内で開催。同社史上もっともパワフルかつ運転音が低減された空気清浄機 「Dyson Purifier Big+Quiet」 「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」 を発表した。

Dyson Demoおよびダイソン公式サイト、一部家電量販店および各ECサイトで10月12日より順次発売する。価格はどちらもオープン、ダイソン公式ストアにおける販売価格は 「Dyson Purifier Big+Quiet」 が107,800円、「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」 が126,500円 (いずれも税込) 。

ダイソンの新空気清浄機は大きくて存在感あるけどパワーは史上最強。音も静かで様々な場面で使われそう

「Dyson Purifier Big+Quiet」 は、ダイソンが長年培ってきた気流や音響、フィルター技術など、様々な専門知識から生み出された新たな空気清浄機だ。

これまでの逆U字型のデザインから円錐形に変更したことで、高圧力でまっすぐな気流を作り出し、風量は従来比で2倍、10m先まで空気を回すパワフルな循環力を実現した。

また、音響工学に基づく内部構造の再設計により、運転音も低減。これまでの空気清浄機では出力を高めるとファンの動作音が聴こえていたが、「Dyson Purifier Big+Quiet」 はほぼ無音に近い静粛性を実現している。

この強力な空気清浄能力と、静かな動作音が 「Dyson Purifier Big+Quiet」 の最大の特徴となる。

「Dyson Purifier Big+Quiet」 の空気清浄の源は、円錐による新たな形状。コアンダ効果を利用して2つの気流を合流させることで10メートル先まで空気を循環させるパワーを得た。

浄化できる空気の量は1秒間に最大87リットル。11分で8畳分の部屋を浄化できる。自宅環境だけでなく、音楽スタジオやカフェ、図書館のような広い屋内空間で活用することが可能だ。

浄化した空気は、0°/25°/50°の3つの角度で送り出すことができる。なお、「Dyson Purifier Big+Quiet」 には、そよ風のような心地よい空気の流れを作り出せるブリーズモードが搭載されている。これはダイソンのエンジニアが3年以上かけて4,000万件のデータを収集し、再現したもの。自然の空気流パターンを模倣するアルゴリズムを作り出し、室内にいながらもそよ風を感じることができる。

空気の浄化は、H13規格の高性能HEPAフィルターおよび活性炭フィルター、酸化分解触媒フィルターで実現している。

HEPAフィルターは、キングベッド2台分に相当する21メートル面積のフィルターをプリーツ状に459回折ったもの。コンパクトながらホコリや花粉、0.1μm以下の粒子状物質を99.95%除去することが可能だ。活性炭フィルターは、VOCなどの有害なガスやニオイを除去。

酸化分解触媒フィルターは、上位モデルである 「Dyson Purifier Big+Quiet Formaldehyde」 のみに搭載され、数十億個の原子サイズのトンネルで構成されており、ホルムアルデヒド分子を微量の水とCO2に分解。空気中の酸素で再生成し、フィルター交換をせずとも連続的にホルムアルデヒドを分解し続ける。

本体内には、これらの物質がどれだけ空気中に含まれているかを検知するセンサーが内蔵されており、本体天面に搭載されている液晶ディスプレイや、「MyDyson」 アプリから空気質をリアルタイムでモニタリングすることができる。

ちなみに、「MyDyson」 アプリはリモコンとして使用できるほか、遠隔地から操作することもできる。そのほか、空気清浄のスケジュール管理をすることもできる。

そして、大きく進化したポイントの2つ目が静粛性。ダイソンのエンジニアチームは、モーターバケットを再設計し、かつ独創的な音響技術を組み込むことで、運転音のさらなる静音化を実現した。

具体的には、特定の周波数の音を捕らえるため内部に空洞 (広帯域のヘルムホルツサイレンサー) を作り出し、音波がコンプレッサーから気流経路を伝わってくるとき、音エネルギーを閉じ込め、低周波騒音を低減させる。

さらに、空気の通り道にラビリンスシールを導入し、ノイズとなりうる空気の逆流そのものを低減する。また、ノイズの原因のひとつとなるモーターも、コンプレッサー内でソフトに固定することで、モーターの振動が増幅する前に発生源から隔離してしまう。こうした工夫により動作音を最小限に抑えることができたという。

ちなみに動作音を数値化すると、最小が21.7デシベル、最大が42.7デシベル。40デシベルというと、図書館内の音あるいは閑静な住宅街の昼間の音程度、かなり静かであることがお分かりいただけるだろうか。

本体サイズは830×415×434mm。重量は11.8kg~11.9kg。HEPAフィルター交換目安は約5年、価格は17,600円(税込)。活性炭フィルターの交換目安は約2年、価格は12,100円(税込)。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。