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DJI、スマホジンバル 「Osmo Mobile 6」 発表。起動が3倍速くなるクイック起動機能や性能向上した被写体追跡などが特長

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9月22日、DJIはスマートフォン用スタビライザーの新型モデル 「Osmo Mobile 6」 を発表。同日より販売を開始した。

価格は20,900円(税込)。DJI公式オンラインストアをはじめ、DJI認定ストアや正規販売代理店にて購入が可能だ。

新型スマホ用スタビライザー 「Osmo Mobile 6」 発売

「Osmo Mobile 6」 は、DJIのスマホ用ジンバル 「Osmo Mobile」 シリーズの最新機種で、昨年9月に発売した 「DJI OM 5」 の後継機。

3つのモーターとDJIのアルゴリズムによる手ブレ補正によって、スマートフォンを常に安定した状態で維持しながら撮影することが可能。内蔵の延長ロッドを使用することで、セルフィーを撮影したり、地面近くからのローアングル撮影も可能だ。

「Osmo Mobile 6」 は先代の 「DJI OM 5」 の特徴を踏襲しつつ、人間工学に基づいた新設計のハンドルと、スマホケースを着けたままでも取り付けられる大きなクランプを採用した。

操作性の部分についても進化している。新たに搭載された内蔵ステータスパネルとモード(M)ボタンで、バッテリー残量の確認やジンバルモードの切替が容易に。Mボタンを押すだけで、以下の4種類のモードを切り替え可能だ。

  • フォロー:カメラがジンバルのパン軸とチルト軸の動きをフォローし、ロール軸の動きに対して水平を維持する。上下や斜めにカメラを動かす撮影に最適。
  • チルトロック:カメラがジンバルのパン軸の動きのみをフォローし、チルト軸とロール軸は安定した状態を維持する。水平にカメラを動かして撮影したり、被写体の周囲を回りながらの撮影に最適。
  • FPV:FPV
カメラがジンバルの3軸すべての動きをフォローする。ランドマークや建物、彫刻のような静止物をダイナミックに撮影したいときに最適。
  • スピンショット:スピンショット
ジョイスティックを左または右に倒してロール軸の回転を制御し、躍動感ある映像を撮影する。プッシュイン、プルアウト、ハイアングルからの撮影などに最適。

また、サイドホイールが新たに搭載されたことで、ズーム/フォーカスをスムーズに制御できるように。ホイールを回すだけで焦点距離を調整したり、ズームイン/ズームアウトで構図を調整できる。サイドホイールを押すと、マニュアルフォーカス制御に切り替わり、簡単にシネマティック映像を撮影できる。

クイック起動機能を新たに搭載し、ジンバルを展開するだけで自動的に電源が入るように。さらにiPhoneの場合は、ジンバルに装着するとDJI Mimoアプリが自動起動するようになっていて、すぐにカメラビューを表示できる。このクイック起動機能によって、起動から撮影に入るまでの時間が従来比で3倍速くなった。

被写体をトラッキングする機能 「ActiveTrack」 もバージョンが4.0から5.0に進化。安定性が向上し、より遠くからでもトラッキングできるようになった。

また、先代モデルと同様、タイムラプスやDynamicZoom、パノラマ、テンプレートに沿って撮影するストーリーなどの多彩な撮影モードが用意されている。スマートフォンに手のひらを向けたり、Vサインを作ることで写真や動画の撮影を手軽にスタートできる 「ジェスチャー機能」 も引き続き利用可能だ。

ジンバルの(機械的)稼働範囲はパンが-161.64°~173.79°、ロールが-120.30°~211.97°、チルトが-101.64°~78.55°。最大操作速度は120°/秒。

本体サイズは、展開時が長さ276mm×幅111.5mm×高99mm、折りたたみ時が189mm×84.5mm×44mm。重量はジンバル本体が約309g、磁気スマートフォンクランプが約31 g。ポケットに入れて持ち運ぶことも可能なサイズ・重量感になっている。

対応するスマートフォンは幅67〜84mm、厚み6.9〜10mm。重量は170~290gのもの。

内蔵バッテリーには、容量1,000mAh、電力量は7.74WhのLi-Po 2Sを使用する。駆動時間は約6時間24分(ジンバルのバランスが完全にとれた理想的な条件下で使用した場合)。充電はUSB Type-Cコネクタで行い、10W電源アダプタを使用して充電することで約1時間24分でフル充電に達する。

「Osmo Mobile 6」 には、ジンバル本体と磁気スマートフォンクランプ、グリップ式三脚、電源ケーブル、収納ポーチが付属する。

価格は20,900円(税込)。本日よりDJI公式オンラインストアをはじめ、DJI認定ストアや正規販売代理店にて購入が可能だ。

(画像提供:DJI JAPAN)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。