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デル、「親子パソコン組立教室 2026」宮崎で開催。PCの組み立てに笑顔で挑戦、特別ゲストやクイズ大会などお楽しみ企画も

デル・テクノロジーズは9月12日、宮崎県宮崎市の宮崎カスタマーセンターで「親子で体験!!Dell親子パソコン組立教室 2026」を開催した。

本イベントは、デル・テクノロジーズが宮崎カスタマーセンターで開催している、小中学生とその保護者を対象とした体験型イベント。今年で14回目を迎え、全国から抽選で選ばれた小学3年生から中学3年生の子どもたちと保護者ら6家族14名が参加した。

今回組み立てたのは、14インチの「Dell 14ノートパソコン(DC14250)」。参加者はデルの技術者から説明を受けながら、部品の取り付けやケーブルの接続、ネジ締めなどの作業を一つずつ進めていった。

当日、筆者も現地を訪れ、子どもたちが実際にPCを組み立てる様子を取材した。会場では組み立て作業だけでなく、途中でサプライズゲストが登場したほか、クイズ大会なども行われ、子どもたちから歓声が上がる場面もあった。親子でPCの中身を学びながら楽しんだ、当日の様子をレポートする。

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子どもたちがネジ23本・9個のパーツの組み立てに挑む

イベントの冒頭では、宮崎カスタマーセンター長の林田匡史氏が開会の挨拶を行った。

林田氏は、「パソコンに触ったことがあっても、中身を見たことがある人は少ないと思います。今日はどんな部品でできていて、どうやって組み立てられているのかを知ってほしい」と子どもたちに呼びかけたほか、完成したPCについては「PCは色んなことができる。壊れるまで使い込んで、とことん知り尽くしてほしい。壊れたら直せばいい」と語った。

続いて、デル・テクノロジーズの会社紹介が行われた。創業者のマイケル・デル氏が、手元にあった1,000ドル(約15万円)を元手に会社を立ち上げ、世界第2位の大富豪にまでなったという話が紹介されると、子どもたちからは「すごい!」という声が上がった。

その後、組み立て作業に向けて注意事項を確認。時計やアクセサリーを外し、青い静電気防止リストバンドを装着する。金属部分や金色の端子には素手で触れないことも説明された。

組み立てをサポートしてくれるトレーナーたちが紹介

準備が整うと、いよいよPCの組み立てが始まった。

参加した親子には、同センターの正社員技術者であるトレーナーが付き、基本的に1組につき2人がサポート。細かな作業では手元を確認しながらアドバイスを送り、子どもたちが自分で作業を進められるよう支えていた。

最初の作業はメモリの取り付けだ。緑色の基板を斜めに差し込み、上から倒して固定する。思ったより力が必要な作業で、最初は戸惑う子どももいたが、トレーナーからコツを教わり、しっかり取り付けることができた。

このときトレーナーは、メモリを「台所の作業スペース」に例えて説明。PCの中でどんな役割をしているのかを、子どもたちにも分かるように伝えていた。

次は電源コードやスピーカー、タッチパッド、キーボードなどのケーブルを接続する。

ここでは、黒いラッチカバーを跳ね上げて細いフラットケーブルを差し込むなど、かなり細かな作業が続いた。大人の手では扱いにくそうな場所にも、子どもたちは小さな指を入れて器用に作業を進めていた。

続いて冷却ファンを取り付ける。ここが子どもたちにとって、初めてのネジ締めだ。ファンを所定の位置に置き、ドライバーを使ってネジで固定する。

狭い場所にあるコネクタも、子どもたちは器用に接続していく。一度で接続できた子どももいて、トレーナーから「すごい!一発でできたね!」と褒められて嬉しそうにしていた。

ディスプレイの取り付けでは、保護者も作業に加わった。液晶パネルの金属製ヒンジを動かすにはある程度の力が必要になるため、ここは親子で協力。本体とディスプレイを組み合わせ、三角マークが付いたネジ穴を確認しながら固定していく。

そして、この日の組み立てで子どもたちが一番苦戦したのが、WLANカードとアンテナケーブルの接続だった。WLANカードを取り付けた後、非常に小さなボタン状のコネクタをアンテナケーブルにはめ込むという難しい作業で、なかなかうまくいかない子どもも多かった。

そこで、ベテラントレーナーが子どもたちの手元を見ながらコツを教えたところ、無事に全員がコネクタをはめることに成功。「やった!」「できた!」と各テーブルからは歓声が上がっていた。

その後はM.2 SSDとバッテリーを固定し、最後にボトムカバーを取り付ける。作業開始直後はドライバーを慎重に扱っていた子どもたちも、この頃にはすっかり慣れ、最初よりもスムーズな手つきでネジを締めていた。

そして、いよいよ起動テストへ。参加者全員で電源ボタンを長押しする。画面に「DELL」のロゴが表示され、WindowsのWi-Fi接続画面が立ち上がると、会場から大きな歓声と拍手が起こった。自分たちでひとつひとつ部品を取り付けてきたPCが、きちんと動いた瞬間だ。

今回はトレーナー陣の的確なサポートもあり、約90分という予想以上の速さで全員が組み立てを完了させることができた。

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PCを組み立てた後は、AI講義やオフィス見学も

組み立て作業が終わると、進行役からサプライズゲストの発表があった。

登場したのは、宮崎県のシンボルキャラクター「みやざき犬」の「ひぃくん」。ひぃくんが5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」の楽曲に合わせてキレッキレのダンスを披露すると、会場は一気に明るい雰囲気になった。

先ほどまで真剣な表情でPCを組み立てていた子どもたちも、このときばかりは満面の笑顔に。最後にはひぃくんを囲んで参加者全員で記念撮影を行った。

特別講義に登壇したインテルの藍譲治氏

その後は休憩を挟んで、インテルによる特別講義が始まった。登壇したインテルの藍譲治氏は、PCの部品を「CPU=頭脳」「メモリ=机」「SSD=本棚」と例えながら、それぞれの役割を説明した。

会場には本物のCPUのメカニカルサンプルも用意され、子どもたちは実際に手に取って大きさや形を確かめた。普段はPCの中に入っている部品を直接触る機会は珍しく、興味深そうに眺める姿があちこちで見られた。

インテルの最新プロセッサー「Core Ultra シリーズ3」のサンプル

講義ではAI PCについても紹介された。CPU、GPU、NPUがどのように役割を分担しているのかを説明したほか、AIを使うときに覚えておきたい3つのルールも紹介された。

1つ目は「AIも間違えるので確かめる」、2つ目は「個人情報を入力しない」、3つ目は「自分で考えることを大切にする」。これからAIを使う機会が増えていく子どもたちにとって、AIの仕組みだけでなく、どう付き合っていくかを考える時間にもなった。

クイズ大会では「◯」「✕」のジェスチャーで参加者たちが回答

続いては、宮崎カスタマーセンターでインターン中の大学生が企画した「デル・テクノロジーズ〇×クイズ大会」が実施された。

今回の組み立て教室の前半で行われた会社紹介やインテルの講義内容から全10問が出題され、参加者は頭の上で〇や✕のジェスチャーを作って回答した。

「デルは1984年創業?」「宮崎はPCを作る工場?」「クイズのスライドはAIで作った?」など、問題はさまざま。大学生インターンの明るい司会もあり、会場は再び大盛り上がり。親子で相談しながら答えを決める姿も見られた。クイズ終了後には、参加者全員にプレゼントも手渡された。

イベントの最後はオフィスツアーと修了式だ。

林田センター長の案内で、2024年にリニューアルされた宮崎カスタマーセンターのオフィスを見学した。高千穂峡をモチーフにしたデザインのほか、ゲーミングコーナーなどもあり、子どもたちは興味深そうにオフィスを見て回っていた。

そして修了式では、林田センター長から子どもたち一人ひとりに「組み立て修了証」が手渡され、最後には参加者とスタッフで記念撮影をして、今回の組み立て教室は終了となった。

約90分の組み立て作業から始まり、PCの仕組みやAIについての講義、ひぃくんのダンス&記念撮影、クイズ、オフィス見学まで続いた今回のイベント。

普段は完成した状態で使っているPCも、いざ中を開けてみると、メモリやSSD、冷却ファン、WLANカードなど、さまざまな部品が収まっている。子どもたちはそれらを一つずつ自分の手で取り付け、スタッフに見守られながら、最後には自分で電源を入れるところまでたどり着いた。

難しい作業ではスタッフがすぐに手を出すのではなく、まずは子どもたちが自分で挑戦するのを待つ。うまくいったときには一緒に喜び、困ったときにはすぐ横から声をかける。そんなスタッフたちとのやり取りも、この教室の印象的な場面だった。

「できた!」という声が上がり、完成したPCを前に子どもたちが嬉しそうな表情を見せる。PCの中身を知るだけでなく、自分で組み立てたからこそ味わえる達成感もある。子どもたちにとって楽しく、思い出に残る一日になったのではないだろうか。

なぜデルは「人によるサポート」を残すのか?宮崎カスタマーセンターで見たAI時代の現場
宮崎市の中心街にある「カリーノ宮崎」。かつて大型百貨店「寿屋」として知られたこの建物には、デル・テクノロジーズの国内サポート拠点「宮崎カスタマーセンター」が入っている。宮崎カスタマーセンターは2005年11月に開設され、2025年に20周年...

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