Apple Music、やはりロスレス音源サービス提供か。Android版 「Apple Music」 アプリ(ベータ)から記述発見

Apple Musicはやはりロスレスサービス 「Apple Music HiFi (仮称)」 の提供を控えているようだ。Android向けに提供している 「Apple Music」 のベータから、Apple Musicのロスレス音源配信サービスに関する記述が存在することが発見された。

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Android版 「Apple Music」 ベータから、Apple Musicのロスレス音源配信サービスに関する記述が発見

9to5Googleによると、Android版 「Apple Music」 の最新ベータに、「Apple Lossless」 (Appleの可逆圧縮方式オーディオコーデック) を使用するとデータとストレージ容量の消費が大きくなるとする警告文が存在するとのこと。

見つかった記述

  • Lossless audio files preserve every detail of the original file. Turning this on will consume significantly more data.
  • Lossless audio files will use significantly more space on your device. 10 GB of space could store approximately: – 3000 songs at high quality – 1000 songs with lossless – 200 songs with hi-res lossless
  • Lossless streaming will consume significantly more data. A 3-minute song will be approximately: – 1.5 MB with high efficiency- 6 MB with high quality at 256 kbps- 36 MB with lossless at 24-bit/48 kHz- 145 MB with hi-res lossless at 24-bit/192 kHzSupport varies and depends on song availability, network conditions, and connected speaker or headphone capability.

記述によると、ストレージ容量10GBに対して高品質音源で3000曲、ロスレスで1000曲、ハイレゾロスレスで200曲が保存できるとのこと。

さらに、3分の楽曲をストリーミングした際の通信量は以下のようになることも判明している。

  • 高効率で1.5MB、高品質(256kbps)で6MB、ロスレス(24bit/48kHz)で36MB、ハイレゾロスレス(24bit/192kHz)で145MB

ネットワークの状態や接続されているスピーカーやヘッドホンの機能、そもそも高音質版音源が存在するかなどの条件によって自動的に通常音源とロスレス音源を切り替える機能も存在するとのことだ。

9to5Googleの報告では、Android版 「Apple Music」 のベータには 「ロスレス」 と 「ハイレゾロスレス」 の2つのHiFiオプションが用意されていて、「ロスレス」 は最大24bit/48kHzのALAC、「ハイレゾロスレス」 は最大24bit/192kHzのALACで再生できるという。どちらもAppleのロスレスコーデックを使用したものだ。

Apple Musicのロスレスサービスは、近く提供が開始されるとの噂。発表も近いとされていて、もしかすると今年6月開催のWWDCで告知される可能性はありそうだ。価格はApple Musicの個人プランと同じくらいとされているため、1,000円程度で利用できるものと予想される。

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