Appleの純正ワイヤレスイヤホンAirPodsの新型モデル、製品名はやはり 「AirPods 2」 となる可能性があることが同製品の広告動画のリークから明らかになった。
海外メディアMacRumorsは、とある情報筋から2本の 「AirPods 2」 の広告動画を入手したと伝えた。その動画から次期モデルの名前が判明。さらにデザインは現行モデルからほとんど変わっておらず、さらに噂の黒モデルは存在しない可能性が浮上している。
【追記】2019.03.07 9:56
同広告動画のリークを伝えたMacRumorsが記事を更新。MacRumorsによると、この動画はリークサイトを欺くために作成された偽動画であるとのこと。読者の方に混乱を招いたことをお詫び申し上げます。
次期AirPodsの名称は「AirPods 2」、デザインはほぼ変わらず
MacRumorsはリークされた動画を直接掲載することはせずに、GIFアニメーション化させた画像と一枚の静止画のみを公開した。残念ながら、これらの画像では 「AirPods 2」 の詳細を確認することはできないわけだが、GIFアニメーションには女性が耳にAirPodsを差し込むシーンが映し出されており、よく目を凝らしてみると次期AirPodsのデザインは現行モデルから大きく変更がないことが確認できる。
また、「AirPods 2」 にはHey Siri機能が搭載されると予想されているが、今回の広告にはそれをアピールする内容は含まれていないため、Hey Siriに対応しているのかどうかはまだ確信を持つことはできていない。
そして、一部ユーザーから大いに期待されている黒モデルについてもまだ存在は確認できていない。ただし、今回リークされた広告動画の背景には黒が採用されていることや、他にもいくつかの動画が用意されている可能性があることなどを考慮すると、「AirPods 2」 に黒モデルが登場する可能性は依然として残る。
リークされた動画が本物かどうかについて、MacRumorsは確信は持てていないとするが、いかにもAppleらしい動画になっていることから本物であると信じる理由はあるとも伝えている。ちなみに、2本の広告動画にはそれぞれDanger Twinsの楽曲 「Obsessed」 とJacqueline Taiebの 「7 Heures Du Matin」 が使用されているという。
「AirPods 2」 は今月下旬に開催されるAppleのメディア向けイベントと同時に発売することが予想されている。黒モデル登場とHey Siri対応の他に、音質の改善や新しいコーティングが施され指から滑り落ちるのを防止、さらにワイヤレス充電に対応する可能性があると伝えられている。
ただし 「AirPods 2」に関しては2019年秋に登場予定で、今年3月に登場するのはワイヤレス充電に対応したAirPodsのバッテリーケースのみという報道も存在した。また、同時にワイヤレス充電器AirPowerがようやく発売に漕ぎ着けるとも噂されているが、現時点ではどの情報も確定とは言えない状況が続いている。