当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

アドビとLINEヤフーが協業。創作活動の支援環境を整え、セミナーやコンテストも順次実施へ

11月16日、アドビはクリエイターの祭典「Adobe MAX Japan 2023」を都内で開催中だ。同イベントにあわせて、アドビとLINEヤフーの協業を発表した。

「Adobe Express」 と 「LINE Creative Lab」 が2024年2月に連携。広告の作成におけるクリエイティブ作成の工数削減や、コンテンツの質向上を実現したより効果的な制作環境を提供する。また、クリエイター支援に向けたセミナーやクリエイターコンテストも2024年3月以降順次実施する。

今回の協業では、主に3つのカテゴリを注力分野として挙げている。

①クリエイティブツール 「Adobe Express」 と 「LINE Creative Lab」 の連携
「LINE Creative Lab」 と 「Adobe Express」 を連携させることで、「LINE広告」 や 「LINE公式アカウント」 などLINEヤフーのビジネス向けサービスで使用するクリエイティブ画像や動画を 「Adobe Express」 で手軽に作成・編集して 「LINE Creative Lab」 に保存できるようになる。

「Adobe Express」 には豊富なテンプレートや生成AI機能が搭載されており、これらの機能を活用することで、これまでのデザイン創作における工数の削減や、質の底上げに役立てることができる。

②クリエイティブ発展のための相互支援
アドビとLINEヤフーは互いのサービスのクリエイターに向けて、様々なクリエイティブ活動に活かせるノウハウを相互に学べる取り組みを実施する。

現在、アドビでは、世界の最先端で活躍するプロクリエイターを招聘して最新動向や創作活動に役立つノウハウが学べる講座を提供している。今後は両社共同で、プロクリエイターによるコンサルティング支援などを通して学びの場を拡張し、クリエイティブの質向上、ファンの獲得など、クリエイターのあらゆる活動プロセスにおいて支援を強化していくことで、クリエイターエコノミーの活性化を図っていく。

③コミュニティの共創
クリエイターといえば、一部の特別な技能やスキルをもった人々だけを指すことが一般的だったが、現在そしてこれからは、誰もが高品質なコンテンツを生み出し、世の中に発信し、そして収益を獲得する機会を得ることが可能になってきている。

コミュニティをより強固なものとするため、具体的には、両社による世の中の才能を発掘するようなクリエイターコンテストの企画などを通して、クリエイター自身からの知見を集約する場を共創していく予定。

アドビとLINEヤフーは、今後クリエイティブな創作活動において協業することで、あらゆるスキルレベルのクリエイターを支援し、さらなる“クリエイティビティの民主化”を推し進めていくとしている。

Adobe、Adobe Acrobat Reader、Adobe Flash Player、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、Adobe Reader X、Adobe Reader XI、Adobe Signは、Adobe Inc. (アドビ社) の米国およびその他の国・地域における商標または登録商標です。

モバイルバージョンを終了