学生・教職員版「Adobe Creative Cloud」導入価格が適用へ。最初の3カ月が月額980円で利用可能に

アドビは6月22日、学生・教員向け「Creative Cloud Pro(旧コンプリートプラン)」の学生・教職員個人版について導入価格を適用すると発表した。

最初の3カ月を月額980円(税込)とし、4カ月目以降は従来の学生割引価格である月額2,180円(税込)、2年目以降は月額4,180円(税込)となる。

このプランは、Adobeがプロ向けに提供するCreative Cloudの学生・教員個人向けバージョンだ。業界標準のツールを、在学中や教育現場で低価格で利用できるようにしたものになる。

Adobeがこうした価格設定を設けた背景には、デザイン、映像制作、SNSコンテンツなど幅広い分野で学生の表現活動を支援する狙いがある。専攻を問わず、学生のうちからプロと同じ環境でスキルを磨き、就職活動時のポートフォリオ作成にも活用してもらうことを目的としている。

近年、Adobeは生成AI機能を強化した「Creative Cloud Pro」プランに名称を変更し、学生・教員向けにもFireflyをはじめとするAIツールを組み込んで提供している。今回の導入価格は、新規契約者をさらに後押しするための措置とみられる。

プランには、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Acrobat Proなど20種類以上のプロ仕様デスクトップアプリが含まれる。写真編集、グラフィックデザイン、動画編集、PDF作業など、クリエイティブ作業のほとんどをカバーする。

さらに、画像・動画・音声対応の生成AIツール「Adobe Firefly」、100GBのクラウドストレージ、フォントサービスの「Adobe Fonts」も利用可能だ。モバイルアプリやウェブ版アプリへのアクセス、チュートリアル、ポートフォリオ作成支援ツールも付帯する。

価格は、以下の通り(すべて税込、年間プラン・月々払い)。

  • 最初の3カ月:980円
  • 4カ月目以降(初年度内):2,180円
  • 2年目以降:4,180円

通常の個人向けProプランは月額9,080円のため、学生・教員版は大幅な割引となる。初年度の標準学生価格(2,180円)よりも、最初の3カ月をさらに引き下げた格好だ。

対象は在学中の学生および教員で、資格確認が必要となる。学校発行のメールアドレス(例:ac.jpドメイン)で即時確認できる場合が多い。学校メールがない場合は、学生証、在籍証明書、成績証明書、授業料請求書などの書類をアップロードして確認する。

申し込みはAdobe公式サイトの学生・教員向けページから行う。Adobe IDでログイン後、資格確認を済ませて契約する流れだ。1契約で1ユーザー、2台までのデバイスにインストール可能だ。

(画像:Adobe)

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