Googleが開発したスマートスピーカー「Google Home」の国内発売は今年10月になることが明らかになった。NHKが報じている。
NHKニュースの報道によると、Googleは来月上旬、「Google Home」を日本国内で発売する方針を固めたとのこと。
「Google Home」は、Googleの独自音声アシスタント「Google Assistant」を搭載したスマートスピーカー。昨年5月に同製品が発表されて以来、日本での発売が嘱望されていたが、今年の「Google I/O 2017」で日本国内で同製品を発売することを発表していた。
「Google Home」の最大の特徴は、やはり人工音声アシスタントが搭載されているため、ユーザーの声に反応して操作をすることができるということ。音楽の再生やスケジュール確認、アラームの設定や天気予報の確認、スマート家電のリモートコントロールなど様々な操作を音声経由で行うことができるため、居間や寝室に置いておくことで、ユーザーの生活をサポートすることが可能だ。
同製品は昨年の「Google I/O 2016」で発表、11月に米国内で発売している。日本国内での販売価格については明らかにされていないが、米国では129ドル(約14,000円)で販売中だ。
ちなみに、スマートスピーカー市場に関してはすでに世界を舞台に熾烈な競争が始まっている。市場を先行しているAmazonの「Amazon Echo」をはじめ、Googleの「Google Home」がすでに販売中。そして今年6月にはAppleも参入を発表しており、「HomePod」が今年12月に発売する予定(日本は販売国に含まれず)。また、LINEもスマートスピーカー「WAVE」を発表しており、先月先行体験版がリリースされている。