販売開始からしばらく入手困難な状況が続いていた「iPhone 7」シリーズだが、昨年から続くiPhoneの販売不振が未だに続いているようだ。
DIGITIMESは、台湾のサプライチェーンからの情報として、Appleが「iPhone 7」の発注数を減らしているようだと伝えている。
ユーザーはすでに「iPhone 8」に興味が移っている
Appleは昨年発売の「iPhone 6s / 6s Plus」から、ユーザーの本当に臨む新型iPhoneを販売できておらず、「iPhone 7」でも販売が奮っていない様子。
一部の新カラーモデルに人気が集中したおかげで、一時は数ヶ月待ちとなった同モデルだが、全体を見れば販売が好調とは言えないようだ。
中国やその他の市場では、「iPhone 7」の発売後3ヶ月で需要が大幅に縮小したと指摘されているほど。Appleはこの販売不振を受けて、生産台数を大幅に引き下げる予定とのことだ。
多くのユーザーが楽しみにしていた「iPhone 7」だったが、それらを見送ったユーザーが期待していたのはやはり大型アップデート。すでに消費者の目は、次なるiPhoneにシフトしていて、「iPhone 8」への注目が高まる。
ちなみに、「iPhone 8」については様々な憶測が飛び交う。一部ではプレミアムモデルなる上位機種が新たに誕生するとか、有機ELディスプレイや曲面ディスプレイを搭載するなどの噂が存在するが、これらが確実と言える情報は今の所ほとんどないのが現状だ。
来年は初代iPhoneの発売から10周年を迎える記念の年。Appleは誰もが欲しがるような素晴らしいアニバーサリー端末を用意することができるのか、とても注目だ。
[ via Linkman ]