
Appleは10月13日、新型ストリーミングデバイス「Apple TV 4K(第4世代)」を発表した。
次世代のApple Intelligenceを活用した「Siri AI」を搭載し、映画やテレビ番組を会話形式で検索できるほか、視聴中の作品について質問することも可能になった。
チップには「A19」を採用し、処理性能も向上した。さらに、「HomePod mini 2」などを4台組み合わせたサラウンド再生に対応するほか、スマートホーム機器の操作や管理を支援する機能も強化している。
米国など30の国と地域では10月13日から予約注文を受け付け、11月13日に販売を開始する。米国での価格は299ドル。日本では49,800円(税込)、11月13日に発売予定だ。
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SoCをA19に刷新し、スマートホーム機能やリモコンの使い勝手も改善

新型「Apple TV 4K」では、Apple Intelligenceを基盤とする新しい音声アシスタント「Siri AI」が利用できる。従来のように作品名を指定して検索するだけでなく、会話を通じて見たい番組を探したり、関連する作品を見つけたりできる。
例えば、「今年のエミー賞を受賞したApple TVの番組は?」と尋ねると、作品のポスター画像や関連番組が画面に表示される。視聴中のドラマについて、撮影場所や15歳の子どもが見るのに適しているかといった質問をすることも可能だ。回答は映像を大きく遮らないコンパクトな表示で示される。
Apple Intelligenceに対応したiPhoneを利用していれば、個人の状況を踏まえた検索にも対応する。「アリンダがおすすめしていた番組を再生して」といった指示で、作品名を正確に覚えていなくても目的の番組を探せる。
本体には3つの遠距離マイクを内蔵し、リモコンを手に取らずに音声で操作できる。エコーキャンセリング技術によって、音楽や映像の音声が流れている最中でもユーザーの声を認識しやすくした。
「Siri AI」はベータ版として提供され、米国、英国、カナダ、オーストラリア、インド、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカで利用できる。対応言語は英語で、新型モデルに加えて第2世代以降の「Apple TV 4K」でも使用できる。

処理性能を担うチップは「A19」に進化した。Appleによると、従来モデルと比べてCPU性能は最大50%、GPU性能は最大2倍に向上している。メニュー操作や画面遷移の高速化に加え、アニメーションも滑らかに表示できるという。また、AV1専用デコーダーを搭載し、対応する映像配信を効率よく処理できるようになった。
付属の「Siri Remote」には、「探す」アプリを使って位置を確認する機能を追加した。対応するiPhoneからリモコンの場所を調べられるほか、音を鳴らして見つけることもできる。位置をより正確に特定する機能も備え、リモコンを見失ったときに探しやすくなった。
音響機能では、「HomePod mini 2」を4台使ったサラウンド再生に初めて対応した。スピーカーを部屋の前後に配置すると、それぞれの位置を認識し、音のタイミングや音量を設置環境に合わせて自動調整する。
第2世代の「HomePod」も利用できるが、前方に置く2台と後方に置く2台は、それぞれ同じモデルでそろえる必要がある。例えば、前方に「HomePod」を2台、後方に「HomePod mini 2」を2台配置する構成も可能だ。
スマートホーム機能も強化された。ホームハブとして、外出先から対応アクセサリーを操作できるほか、オートメーションやゲストモードにも対応する。

対応するドアベルを設置していれば、来訪者の通知をテレビ画面に表示し、相手を確認したり、会話をしたりできる。対応するスマートロックの解錠も可能で、テレビ番組を見ながら来訪者に対応できる。
また、「HomeKit Secure Video」に対応し、Apple Intelligenceを使ってカメラが捉えた動きを文章で説明したり、通知を要約したりする機能を備える。Wi-Fiに加えてThreadも内蔵しており、対応するスマートホーム機器との接続や操作を支える。

このほか、「Apple TV」アプリでの映像視聴、「Apple Arcade」によるゲーム、「Apple Fitness+」を使ったワークアウトなどにも対応する。連係カメラ機能を使った「FaceTime」のビデオ通話や、iCloudに保存した写真の表示も可能だ。テレビに表示する写真を選んだり、スクリーンセーバーのカテゴリーを自動で切り替えたりする機能も追加された。
プライバシー保護にも配慮し、マイクのデータをシステムのほかの部分から分離して処理する「Secure Exclaves」を搭載する。「Siri AI」の処理には端末内に加えて、Appleのプライバシー保護技術「Private Cloud Compute」も利用する。Appleによると、クラウドで処理する場合もデータは保存されず、Appleがアクセスできない設計としている。「HomeKit Secure Video」の映像もエンドツーエンドで暗号化される。
新型「Apple TV 4K(第4世代)」は、米国で299ドル、日本では49,800円(税込)。10月13日から予約注文を受け付け、11月13日に販売を開始する。新しい「Siri Remote」は単体でも購入でき、「Apple TV HD」や従来の「Apple TV 4K」でも使用できる。
情報ソース
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(画像:Apple)




