
ハーマンインターナショナルは、オーディオブランドのHarman Kardonから、Wi-Fi機能を搭載した全方位型ワイヤレススピーカー「Aura Studio 5 Wi-Fi」を2026年4月2日に発売する。価格はオープンで、公式オンラインストアでは税込55,000円で販売される。
同ブランドは約50年にわたり音響技術とデザイン性を両立してきたプレミアムオーディオブランドで、代表作のSoundSticksはニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久所蔵品にも選定されている。今回の新モデルも、そうした系譜を引くドーム型デザインを継承した製品だ。
Wi-Fi対応で「音質の制約」を解消。ライティングとマルチ再生で空間デバイスにも進化

本モデル最大の特徴は、Aura Studioシリーズとして初めて本格的なWi-Fi機能を内蔵した点だ。AirPlay 2やGoogle Cast、Spotify Connectなどに対応し、従来のBluetooth接続では避けられなかった圧縮の制約を受けにくい、ハイレゾストリーミング再生が可能となった。
音響面では、独自の「Constant Sound Field」技術により、部屋のどこにいても均一に音が広がる360度サウンド設計を採用。新たにセンターチャンネル用ツイーターを追加し、ボーカルやセリフの明瞭性も向上している。40mmドライバー6基と143mmサブウーファーを組み合わせ、総合出力は160W。周波数特性は45Hz〜20kHzで、コンパクトな外観に対して低音再生能力も確保した。
本体内部のライティング機能も強化され、新たに“ネビュラ(星雲)”パターンを追加。従来の6種類と合わせ、計7種類のライティングテーマを利用できる。専用アプリ「Harman Kardon ONE」に対応し、明るさや演出の細かな調整に加え、アンビエントサウンドの再生も行えるため、音楽鑑賞だけでなく作業用やリラックス用途にも適する。
さらにAuracastに対応し、対応するHarman KardonやJBL製スピーカーと連携した同時再生も可能。単体での使用にとどまらず、複数台を組み合わせた空間演出やマルチルーム再生にも対応する。
本体サイズは約307×234×234mm、重量は約4.2kg。カラーはブラックを用意する。なお本製品は「iF DESIGN AWARD 2026」を受賞しており、音質とデザインの両面で完成度を高めたモデルといえる。
(画像:ハーマンインターナショナル株式会社)


