すごい…ピンクです…
The Huffington Postによると、アメリカルイジアナ州でピンク色のイルカがいると話題になっている。9/8にアメリカのテレビ局「ABC」で伝えられた。
このピンクイルカ、名前は「ピンキー」。
2007年にお母さんイルカと一緒に泳いでいることが確認され、毎年この時期に現れるのだそう。
「ピンキー」がなぜピンク色をしているのかについては、ピンキーは水族館でよく見る「バンドウイルカ」の「アルビノ」だと考えられているのが一般的だが、実際はよく分かっていない。
アルビノとは、動物学においては、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体。(Wikipediaより)
つまり遺伝情報の一部が欠け、色素が足りず本来の体の色ではない体色になる個体のこと。
このピンクイルカ「ピンキー」はもともとバンドウイルカである可能性が高い。だが世界には大人になるとピンク色になるイルカがいる。それはウスイロイルカやシナウスイロイルカという種類だ。
これがウスイロイルカ。
うん、確かにピンクだ。
このウスイロイルカは生まれた時はバンドウイルカのように灰色や黒い色をしているが、だんだんと大人になるにつれて色が白っぽく、もしくはピンク色になってくるのだそうだ(シナウスイロイルカも同様)。
成体の体長は2~2.8m。体重は150~200kgとバンドウイルカと比べると同じくらいか少し小さい種類。生息地はインド洋からアフリカ南端にかけての浅い海。シナウスイロイルカに関しては東シナ海からオーストラリア北部の浅い海。
シナウスイロイルカはタイにある「オアシス・シーワールド」で見ることができるそうだ。見てみたいという人は観光がてらタイに足を運んでみるといいかもしれない。