7月27日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントはPS4/PS5タイトル『グランツーリスモ7』の最新アップデートの配信を発表した。
同アップデートでは、「ポルシェ 918 Spyder ’13」 を含む3つの新規車種が追加されるほか、スケープスに 「四国地方」 や 「トミカタウン」 の特集が追加される。
アップデートは無料で、日本時間7月28日(木)15時より配信開始となる。アップデート内容は以下。
新規収録車種
「ポルシェ 918 Spyder ’13」
※ブランドセントラルで購入可能
カレラ GTの栄光を受け継ぐプラグイン・ハイブリッドをまとったスーパースポーツカー
「ポルシェ 918 Spyder」 は、2011年に発表されたポルシェのスーパースポーツカー。カレラ GTの後継にあたり、車名のとおり918台限定で販売された。
最大の特徴はプラグイン・ハイブリッドであること。プロトタイプレーシングカーであるRS Spyderのエンジンをベースにした608 PSの4.6L V8をミッドシップ・マウントし、フロントに2つ、リアに1つのモーターを搭載。システム合計出力は886PSにのぼる。
そのパフォーマンスは強烈で、オプションのヴァイザッハ・パッケージを選んだ場合、0-100km/hは2.6秒、0-200km/hは7.2秒、0-300km/hは19.9秒。最高速度は345km/hと発表され、ニュルブルクリンク北コースでは6分57秒というラップタイムをマークしている。
(リリースから引用)
「日産 スカイライン Super Silhouette Group 5 ’84」
※レジェンドカーで購入可能
80年代のレースシーンを飾った 「異形のスカイライン」
日本のモータースポーツを席巻した“ハコスカ GT-R”がレース活動に終止符を打ったのは1972年のこと。しかしスカイライン神話は止まず、ファンはそのサーキット復帰を切々と訴え続けた。
思いがかなったのは1982年のこと。日産は“ケンメリ GT-R”以来となる4バルブ DOHCエンジンを積む6代目スカイライン 「2000RS」 をベースにシルエットフォーミュラを作り、サーキットへ送り込んだ。このクルマこそが 「スカイライン Super Silhouette(スーパーシルエット)」 だ。
スーパーシルエットとは、量産車の形状(シルエット)だけを残したレース専用車両を指す。日本では1979年、富士グランチャンピオンレース(通称“グラチャン”)のサポートレースとして始まった 「富士スーパーシルエットシリーズ」 で活躍したが、このレースはほどなく、メインイベントの“グラチャン”を凌ぐ人気レースへと成長する。
「スカイライン Super Silhouette」 はそのレースの象徴となった1台だ。路面を削るように張り出したチンスポイラー、過激なまでに拡幅された前後フェンダーと大型のリアウィングをまとったボディに、レース専用の2.1L 4気筒ターボのLZ20B型エンジンを搭載。左ドア下のマフラーからアフターファイヤを吐いてサーキットを走る様は、クルマ好きの心を揺さぶる圧倒的な存在感に満ちていた。
(リリースから引用)
「マセラティ A6GCS/53 Spyder ’54」
※レジェンドカーで購入可能
グランツーリスモ・トロフィーを受賞した流麗な2シータースポーツ
毎年8月に米国で行なわれるペブルビーチ・コンクール・デレガンスは、古今東西の最も美しいクルマが集まる場として世界中で知られている。その賞典のひとつであるグランツーリスモ・トロフィーの2014年受賞車は、シャシーナンバー・2078の 「マセラティ A6GCS Spyder」 だった。
A6は、1947年から1956年にかけてマセラティが展開した直列6気筒のGTカーやレーシング カーのシリーズの名称。中でもスポーツカー選手権を戦うためのGCSは、当初は葉巻型のGPカーを2シーターにしたような姿だったが、1953年からは競技規定の関係で、いくつかのカロッツェリアがチューブラーフレームに思い思いのボディを架装するようになる。
シャシーナンバー・2078もそのうちの1台で、カロッツェリア・ファントゥッティによる美しいアルミ製のスパイダーボディを纏っている。ジョアッキーノ・コロンボ作の170PSのエンジンを搭載。マセラティのワークスカーとして、1954年シーズンに6つのクラス優勝と3つの総合優勝を勝ち取った。
(リリースから引用)
スケープス 特集追加
「四国地方」
「トミカタウン」
『グランツーリスモ7』とは
『グランツーリスモ7』は、リアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモ』シリーズの25周年記念作品。前作である『グランツーリスモSPORT』からグラフィックが大幅に向上しているほか、シリーズ史上最高のクオリティで再現された市販車からレーシングカーまで420車種以上のクルマを収録。
また、膨大な気象データ等を基にしたリアルな時間、気象変化を持つ34ロケーション、97コースレイアウトでドライビングを楽しめる。
本作ゲームプレイの中心となる「カフェ」ではメニューブックの形でさまざまな課題が与えられる。課題にあわせてカーコレクションを集めたり、収録されているコンテンツに触れていくことで、『グランツーリスモ』シリーズを初めてプレイする人も、自然と自動車文化やクルマの楽しみを知り、体験できるようになっている。
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(画像提供:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)