現地時間3月8日、Appleは新製品発表イベント 「Peek Performance.」 を開催。同イベントで 「iPad Air (第5世代)」 を正式発表した。
iPad Air (第5世代) が正式発表
「iPad Air (第5世代)」 は、2020年10月に発売した 「iPad Air (第4世代)」 の後継モデルにあたる製品。
本体デザインは従来モデルからほとんど変えず、内蔵プロセッサなどをアップグレードすることで性能を引き上げた。トップボタンには引き続きTouch IDが内蔵される。
iPad Airの画面には引き続き10.9インチのLiquid Retinaディスプレイが搭載され、広色域ディスプレイ (P3)、True Toneをサポート、フルラミネーションディスプレイ、反射防止スクリーンコーティングなどの仕様を採用する。
内蔵チップはiPad Proとおなじ 「Apple M1チップ」 となり、CPU性能は60%、GPU性能は2倍に向上した。
前面カメラは1200万画素の超広角カメラになり、センターフレーム機能に対応。センターフレーム機能は映る人を追従する機能で、ビデオチャットなどで活躍する。なお、iPad Air(第5世代)がセンターフレームに対応したことで、すべてのiPadが同機能を利用できるようになっている。
iPad Air(第5世代)には、転送速度が2倍高速になったUSB-Cポートが搭載されるほか、Apple Pencil(第2世代)も引き続きサポートする。ネットワークは5G通信に対応し、高速モバイル通信が利用可能になった。
iPad Air (第5世代) の価格は599ドル〜。ストレージは64GBと256GBの2種類から選択可能で、カラーラインナップはスペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの全5種類。予約受付は3月11日午後10時に開始され、3月18日に発売予定だ。
(画像:Apple)