今月21日に発売した新型iMacは、デザインを従来のものから大きく変更したことが話題だが、この新しいデザインにはかつてのAppleのお抱えデザイナー ジョナサン・アイブ氏が関わっていたことが明らかになった。
米メディアWiredによれば、今回の新型iMacのデザインにはジョナサン・アイブ氏が関与したという。(via MacRumors)
新型iMacのデザインはジョナサン・アイブ氏が関与していたことが判明
ジョナサン・アイブ氏は、Appleのチーフ・デザイン・オフィサー (最高デザイン責任者)を務めていた人物。1992年にAppleに入社。20周年を記念したTwentieth Anniversary Macintoshのデザインでデザイナーとしての頭角を表し、そして1997年にスティーブ・ジョブズ氏のApple復帰とほぼ同時に同社チーフ・デザイナーに就任。その後はiMacやiPod、iPhoneやiPad等、現在のAppleの主力製品に携わるなどAppleにとって最重要人物のひとりだった。
2019年のApple退社後は、自らのデザイン会社 「LoveFrom」 をMarc Newson氏とともに設立。Appleは同会社の主顧客となり、今後もAppleの製品作りに関わるとされていた。
今回の新型iMacのデザインへの関与は、同デザイナーの退社前のことなのか、それとも退社後なのかは不明。ただ独創的かつ隅々まで抜かりのない設計は、ジョナサン・アイブ氏の影響が確かに感じられなくもない。
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ちなみに、ジョニー・アイブ氏の退社によってAppleのチーフ・デザイン・オフィサー (最高デザイン責任者) の座は空席になっており、デザインチームはインダストリアルデザイン担当副社長Evans Hankey氏とヒューマンインタフェースデザイン担当副社長Alan Dye氏が、最高執行責任者(COO:チーフ・オペレーティング・オフィサー) ジェフ・ウィリアムズ氏の直属のもとでまとめている。
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