Apple、低価格な新型外部ディスプレイを開発中。2021年以降に発売へ

Appleは2019年、「Pro Display XDR」 という超ハイエンドなディスプレイを発売したことで大きな話題になったが、2021年以降に今度は 「Pro Display XDR」 より少し性能の低い外部ディスプレイを発売する計画があることがわかった。

米メディアBloombergは現地時間15日、Appleは新しい外部ディスプレイを開発中であることを報じた。

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Appleは低価格な外部ディプレイを開発中

Bloombergによれば、Appleが開発している新ディスプレイは、明るさとコントラスト比がPro Display XDRより劣るものの、一般消費者向けに低価格を実現した外部ディスプレイであるとのこと。

現時点では、まだ開発の初期段階にあるという。そのため発売時期は2021年以降になる可能性があるとのこと。今年ではなく来年以降に発売する可能性があることに注意が必要だ。

Appleが一般消費者向けディスプレイを発売するのは2011年以来、約10年ぶり。2011年に発売した 「Apple Thunderbolt Display」 は27インチ (解像度2560×1440) のディスプレイを搭載し、2016年6月に販売が終了していた。

「Pro Display XDR」 は現在Appleが販売する唯一の外部ディスプレイ。32インチ型6Kディスプレイ(画面解像度6,016×3,384ピクセル/画面比率16:9)を搭載する。

32インチのミドルサイズの画面ながらRetina(網膜限界)の綺麗な描画をサポート。リフレッシュレートは最大60Hz。画面輝度は常時1,000nit(ニト)で、ピークは1,600nitにまで対応する。SDR時は500nit。縦配置での表示にも対応するほか、表面には反射防止コーティングが施されており、常に画面が見やすくなっている。

広色域(P3)表示やTrueToneテクノロジーにも対応。さらにバックライトシステムに改良が加えられているため、iMacやiMac Pro以上に高い発色が可能だ。

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