iPhone 12シリーズのワイヤレス充電機構 「MagSafe」 を利用した新型ワイヤレス充電器 「MagSafeデュアル充電パッド」 が、まもなく発売を迎えるようだ。
現地時間9日、米Apple系メディアMacRumorsは、「MagSafeデュアル充電パッド」 がFCC (米連邦通信委員会) の認証を通過したことを伝えた。
FCC (米連邦通信委員会)の認証を通過したAppleの製品は、認証取得から数週間から数ヶ月以内に発売することが多いことから、「MagSafeデュアル充電パッド」 の発売はまもなくであるとみられる。
ちなみに、AppleはApple公式サイトにおいて本製品の発売時期について 「まもなく」 と宣言しており、先日には韓国の認証機関も通過したことが明らかになっている。宣言どおり、近く発売することになるのだろう。
MagSafeデュアル充電パッドがFCCの認証を取得
MagSafeデュアル充電パッドは、iPhoneとApple Watchを同時に充電できるマルチワイヤレス充電パッド。iPhone 12の背面に採用されているMagSafeを利用して充電することができるアクセサリだ。ふたつにパタンと折り畳めるため、旅行や出張先に持っていくことも簡単そうだ。
本製品にはUSB-C – Lightningケーブル(1m)が同梱されるとのこと。別売の20W USB-C電源アダプタを同時に使用することで最大効率で充電することができるという。ちなみにApple製品はUSB-Cコネクタが搭載される製品が多くなってきたが、MagSafeデュアル充電パッドにUSB-Cコネクタが採用されることはなかった。
▶︎ Apple MagSafe Duo Charger Review: Useful, but expensive and underwhelming – TechCrunch
ちなみにこのMagSafeデュアル充電パッドについては、海外メディアがすでにレビュー記事を公開している。
シワがついてしまった折り目部分
レビュー記事の内容はおおよそ好意的だったが、筆者が読んで気になったのは、本製品のヒンジと筐体にはプレス形成されたゴムが使用されているとのことで、耐久性の点ですこし懸念がある。とくに折り畳み部分は何度か使用するとシワ(折り目)がついてしまうようだ。これを良しとするかどうかはユーザー次第となりそうだが、14,800円(税別)という価格に見合うかどうか少し慎重に吟味する必要がありそうだ。
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