次期iOSこと 「iOS 14」 は、iPhoneにインストールされているアプリを把握・管理しやすくなる機能が用意されていることがわかった。現地時間10日、「iOS 14」 のソースコードを独自入手した9to5Macが独占情報として伝えた。
全アプリをリスト表示するページがホーム画面に追加
9to5Macは、「iOS 14」 には、iPhoneにインストールされている全アプリをリスト表示できるページがホーム画面に追加される予定と伝えた。また、リストの順番は条件別にソートできるようになっていて、例えば未読通知のあるアプリを前に表示したり、最近利用したアプリを前に表示するなどアプリの並び替えが可能だという。
アプリのリスト機能が用意されることで、これまでホーム画面に散り散りだったアプリを管理しやすくなるはずだ。多く使用しているアプリと、そうでないアプリを視覚的に見られるため、不要なアプリを削除するきっかけにもなりそうだ。また、これまで通知センターとアプリのバッジに頼りきりだった通知も、見逃しする機会は減りそうである。
現行 「iOS 13」 のホーム画面は、アプリが並ぶ画面とウィジェットを表示する画面の2つのみが用意されているが、おそらく今回報じられたアプリのリスト表示はこれらに加えた “3つ目” の画面になると予想される。具体的にどのような画面になっているかについては不明なため、今後の情報に注目だ。
ちなみにこのアプリのリスト表示画面は、Siriの提案によってユーザーが今使うであろうアプリを優先して表示することもできるとのこと。Siriの提案は時刻や場所に基づくものになっていて、例えばジムに到着したらミュージックアプリが提案されるといったことが可能。おそらくユーザーの趣味・趣向に合わせた提案になっているのではないだろうか。
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