ソフトバンクは12月17日、「ワイモバイル」 ブランドにおいて、iPadの 「eSIMクイック転送」 に対応したと発表した。
また、「iPadOS 18.2」 以降のiPadOSをインストールしたiPadでは、セルラーモデルでワイモバイル回線を利用する場合、APN構成プロファイルが自動で設定されるアップデートも実施する。
ワイモバイルでiPad向けにeSIMクイック転送を提供開始
「eSIMクイック転送」 は、iPadのeSIMまたは物理SIMカードの情報を転送して、新たに利用するiPadのeSIMとして利用できる便利機能。ワイモバイルのサイト上などで何らかの手続きをすることなく、iPadで設定するだけで手軽に利用できる。
iPadでeSIMクイック転送を利用するには、現在利用中のiPadと新たに利用するiPadの両方をiPadOS 17.2以降のバージョンにアップデートする必要がある。
2024年12月17日時点での対応機種は以下。
- 12.9インチiPad Pro (第3世代) 以降
- 11インチiPad Pro (第1世代) 以降
- iPad Air (第3世代) 以降
- iPad (第7世代) 以降
- iPad mini (第5世代) 以降
なお、iPadOS 17.2以降のバージョンを使っていても、「12.9インチiPad Pro (第2世代)」 「10.5インチiPad Pro」 「iPad (第6世代)」 の3機種はeSIMクイック転送に対応しないため、注意していただきたい。
ワイモバイルのeSIMクイック転送の手順はこちらから確認可能だ。
また、上記の対応と同時に 「iPadOS 18.2」 以降のiPadOSをインストールしたiPadでAPN構成プロファイルを自動で設定するアップデートも実施する。
設定手順としては、最新のiPadOSにアップデートしたiPadにワイモバイルのeSIMをインストールまたは物理SIMカードを挿入し、設定アプリから[一般]>[情報]に移動した際に 「キャリア設定アップデート」 のポップアップが表示されたら、手順に従ってキャリア設定をバージョン61.1以降にアップデートすればよい。
関連リンク
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