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「Xperia 5 V」 正式発表。ひとまわり小さなフラグシップ新型モデル、2023年9月中旬以降に発売

ソニーは、「Xperia」 ブランドから新型スマートフォン 「Xperia 5 V」 を発表した。

日本を含むグローバルで2023年9月中旬以降に出荷を予定している。カラーラインナップは、プラチナシルバー/ブルー/ブラックの3色展開。価格や販路等は明らかにされていない。

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「Xperia 5 V」 2023年9月中旬以降に発売

「Xperia 5 V」 は、2022年に発売した 「Xperia 5 IV」 の後継機種として投入される。上位モデルにあたる 「Xperia 1 V」 の匹敵する機能を、一回り小さい筐体で実現したモデルとなる。

本来サイズは約68mm×約154mm×約8.6mm、重量は約182g。画面は約6.1インチ (フルHD+/1,080×2,520)の有機ELディスプレイ。リフレッシュレートは120Hz、HDRに対応する。本体のデザインは先代モデルから大きく変わっていないものの、フレーム部分がよりストレートなラインを描くようになっている。

背面には、米Corning社の 「Gorilla Glass Victus」 を採用し、落下の衝撃などから高い強度を実現している。

搭載SoCは、QualcommのSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform。RAM (メモリ) とROM (内蔵ストレージ) の組み合わせは、8GB/128GBと8GB/256GBの2種類が用意。外部メモリとして最大1TBのmicroSDXCに対応する。

アウトカメラは、有効画素数約4800万画素 (記録画素数は約1200万画素 / F値1.9 / 48mm) の広角カメラ、有効画素数約1200万画素 (F値2.2/16mm)の超広角カメラのデュアル仕様。

先代モデルは、広角/超広角/望遠のトリプルレンズ仕様だったが、「Xperia 5 V」 では広角カメラが24mmと48mmでの撮影に対応し、カメラで写真中央部を自動でクロップすることで、望遠レンズがなくとも光学2倍ズーム相当の写真を撮影することができる。また、48mmでの撮影時はピクセルビニングによって実際の写真は1,200万画素相当になるとのことだ。

フロントカメラは、有効画素数約1200万画素 (F値2.0) 仕様だ。

オーディオ面については、フルステージステレオスピーカーを採用することで、臨場感のある音を再現。対応する立体音響技術は「360 Reality Audio」 と 「360 Reality Audio Upmix (旧名:360 Spatial Sound)」 。360 Reality Audio Upmixは通常のステレオ音源を立体的に楽しめる、ソニー独自技術。また、圧縮音源をハイレゾ級の高音質にアップコンバートする 「DSEE Ultimate」 にも対応する。さらに、スタジオでの高音質録音機能である 「Music Pro」 も利用できる。

専用カバー 「Style Cover with Stand for Xperia 5 V」 も用意

Xperia 5 Vには、動画編集アプリ 「Video Creator」 が新たに搭載。撮影した素材を選び、動画の長さと音楽を選択すると約1分で自動編集し、オリジナルコンテンツを作ってくれる。コンテンツの調整やフィルター加工など、撮影者のこだわりを手動で設定することも可能だ。

また、声優先マイクにより、思い出の場面を音でも鮮明に記録。周囲に被写体以外の話し声や環境音があるシーンでも、被写体の声をしっかりと拾って記録してくれる。

そのほか、生体認証は電源ボタン内蔵型の指紋認証に対応。搭載ポートはUSB 3.1 Type-Cで、3.5mmオーディオジャックも搭載する。

バッテリー容量は5,000mAh。急速充電 (30分で50%まで充電) に対応するほか、ワイヤレス充電にも対応する。

SIMの構成は、Nano SIM+eSIM。モバイル通信は5G Sub-6に対応し、ミリ波には対応しない。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/axに対応。Bluetoothのバージョンはv5.3でLE Audioをサポートする。防塵・防水機能はIP65/68に準拠。

「Xperia 5 V」 は、日本を含むグローバルで2023年秋以降に出荷を予定している。カラーラインナップは、プラチナシルバー/ブルー/ブラックの3色展開。価格や販路等は明らかにされていない。

(画像:SONY)