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ソニーの新スマホ 「Xperia 1 V」 が発表。価格・発売日・スペックなど詳細まとめ

5月11日、ソニーは新型5Gスマートフォン 「Xperia 1 V」 をグローバルで発表した。「Xperia 1 V」 の読み方は 「エクスペリア ワン マークファイブ」 。

国内では、一部キャリアから本年6月中旬以降に販売されるほか、SIMフリーモデルが7月中旬以降に発売される予定。SIMフリーモデルの市場推定価格は195,000円前後(税込)。

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フラッグシップスマホ 「Xperia 1 V」 正式発表

「Xperia 1 V」 は、Xperiaシリーズのなかでもフラグシップモデルとして位置付けられる製品。先代モデルの 「Xperia 1 IV」 の後継作として、新しいカメラセンサーを搭載し、高画質での撮影を可能にするソニーらしい製品となっている。

画面は、4K HDRに対応した6.5インチOLEDディスプレイ。リフレッシュレートは最大120Hzで残像感の少ない表示が可能。本体サイズは、約165mm × 71mm × 8.3mm、重量は187g。

内蔵SoCは、Qualcommの 「Qualcomm Snapdragon 8 Gen2」 。CPUの電力効率は先代比で約40%改善されているほか、独自のヒートマネジメントの強化により、カメラ動作時の消費電力を先代比20%改善することに成功している。メモリおよびストレージ容量は、12GB+256GB、16GB+512GBの2種類を用意する。

リアカメラは、広角カメラ+超広角カメラ+望遠カメラのトリプル仕様。具体的には、広角カメラが4,800万画素 (F値1.9/24mm)、超広角カメラが1,200万画素 (F値2.2/16mm)、 望遠カメラが1,200万画素 (F値2.3-2.8/85-125mm)で、光学ズームに対応する。

先代モデルからは、広角カメラのみハードウェアスペックが変更されたかたち。広角レンズには、約1.7倍に大判化した2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー 「Exmor T for mobile」 を搭載したことで、耐ノイズ性能が上がり、前機種比で低照度性能が約2倍向上している。

センサーサイズが拡大したことで、AF性能も向上している上に、AIによる深度測定が可能になったことで、これまで搭載されていた深度センサーを廃止することが可能になった。また、AFに関してはリアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキングに対応しており、人物の瞳や指定した任意の被写体にフォーカスを当てた撮影が可能だ。さらに、新たにAF/AE追従最高30コマ秒の高速連写も可能となるなど、カメラ性能は着実に向上している。

そして、『α』シリーズに搭載されている、画作りのための機能 「クリエイティブルック」 をXperiaシリーズとして初めて搭載されている。花や青空などの色彩豊かなシーンを印象的に表現したり、柔らかく透明感のある仕上がりにしたりといった様々な色設定がプリセットされている。ちなみに、フロントカメラは1200万画素。

スピーカーの音質も向上している。ソニーによると、スピーカーアンプがパワフルで低ノイズになったことに加えて、音の広がりや奥行き感、低域と広域の伸びが向上したことで、よりダイナミックでクリアなサウンドを実現しているという。外部スピーカーを使わずとも、大迫力の音で映画を楽しむことができそうだ。

本体には、約20時間連続動画再生が可能な5,000mAhの大容量バッテリーが搭載。充電はワイヤレス充電に対応するほか、最短30分で50%まで充電できる急速充電にも対応。

ゲームアシスト機能の 「ゲームエンハンサー」 では、ゲームプレイはもちろんながら、プレイ中の映像と実況をYouTubeでライブ配信することも可能。

さらに別売りの多機能ゲーミングギア 「Xperia Stream」 を使えば、専用構造の冷却ファンによって本体を効率よく冷却できるため、長時間のゲームプレイ・配信を実現する。

Xperia 1 Vのカラーラインナップはブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色。発売時期は6月中旬以降を予定している。

(画像:ソニー)