｢Xperia 10 V｣ が発表。価格・発売日・スペックなど詳細まとめ

5月11日、ソニーは新型5Gスマートフォン ｢Xperia 10 V｣ をグローバルで発表した。｢Xperia 10 V｣ の読み方は ｢エクスペリア テン マークファイブ｣ 。

国内では、ドコモ・au・UQモバイル・ソフトバンク・楽天モバイルより7月上旬以降に販売される予定だ。価格は楽天モバイルが72,800円(税込)、その他のキャリアに関しては現時点では未定となっている。

ミドルレンジスマホ ｢Xperia 10 V｣ 正式発表

｢Xperia 10 V｣ は、Xperiaシリーズのなかでもスタンダードモデルの位置付けで販売される ｢Xperia 10｣ シリーズの最新機種。基本デザインは、先代の ｢Xperia 10 IV｣ からそのままにカメラ性能とスピーカー性能、そしてバッテリー持ちを改良したモデルとなっている。

本体サイズは約155mm × 68mm × 8.3mm。重量は159g。画面は、約6.1インチ(FHD+)OLEDで、従来機種から明るさが約1.5倍向上し、屋外での視認性を高めた。また、ソニーのテレビ製品 ｢BRAVIA｣ で培った映像技術のノウハウを取り入れたトリルミナスディスプレイ for mobileを搭載しているため、没入感の高い映像体験が可能だという。

内蔵SoCは前モデルのXperia 10 IVと同じSnapdragon 695 5G Mobile Platform。メモリおよびストレージ容量は、6GB＋128GBのみとなっている。

リアカメラは広角＋超広角＋望遠のトリプルカメラ仕様で、画素数はそれぞれ4800万画素、800万画素、800万画素。フロントカメラはシングルカメラ仕様で、画素数は800万画素。

リアカメラの広角レンズはセンサーサイズが大きくなり、より明るく鮮明な撮影が可能に。そのほか、被写体や撮影環境を自動で判断して最適な設定を自動で選択する機能や、光学式手ブレ補正などにより手軽に綺麗な写真が撮影可能だ。

本製品の大きな特徴のひとつが、スピーカー性能の向上。｢Xperia 10｣ シリーズとしては初のフロントステレオスピーカーを搭載し、ソニーならではの迫力ある高音質なサウンドを実現している。

本体には5,000mAhの大容量バッテリーが搭載されており、約34時間の連続動画再生が可能。充電時のバッテリーへの負荷を軽減する ｢いたわり充電｣ と独自の ｢充電最適化技術｣ により、3年使用してもバッテリーが劣化しづらくなっている。

外部ポートには、USB Type-Cに加えて3.5mmオーディオジャックが搭載されている。Bluetoothはバージョン5.1で、コーデックはハイレゾ品質の伝送を可能にするLDACに対応するため、有線・無線でハイレゾ音源で音楽を楽しむことが可能だ。

Xperia 10 Vのカラーラインナップはラベンダー、セージグリーン、ホワイト、ブラックの4色。このうち、セージグリーンはauとUQモバイルでは取り扱われないので注意していただきたい。

発売時期は7月上旬以降を予定している。

(画像：ソニー)