2月18日、Microsoftは 「Xbox Series X|S」 に対して新機能 「FPS Boost」 を本日から実装したことを発表した。
この機能は、Xbox Series X|Sの後方互換タイトルのフレームレートを最大120fpsに向上させるというもの。Xbox Series X|Sは、Xbox One後方互換タイトルを綺麗な映像のもとでプレイできる機能が実装されているが、今回発表された 「FPS Boost」 は画面のコマ数を増やすことで、より滑らかな映像で過去の作品をプレイすることが可能になる。
後方互換タイトルのフレームレートを最大120fpsに向上させる新機能 「FPS Boost」 が実装
「FPS Boost」 の対応タイトルは現時点で以下の5本。このうち『New Super Lucky’s Tale』はディスプレイ側が対応していれば120fpsでプレイすることが可能だ。
- Far Cry 4
- New Super Lucky’s Tale
- Sniper Elite 4
- UFC 4
- Watch Dogs 2
ゲーム映像のFPS改良はゲーム開発者の手によって実装されることが多いが、「FPS Boost」 についてはゲーム開発者側がすることは何もなく、マイクロソフトの発表によると対象タイトルは今後数ヶ月のうちにも増える予定となっている。過去作を遊ぶ意欲もまた湧いてきそうだ。
ちなみにこの 「FPS Boost」 機能はユーザー側でオン・オフを設定することが可能になる。高フレームレートのヌルヌルなゲーム体験は魅力だが、当時のゲーム体験を味わいたい場合には適さない。この機能をオフにすることで当時の感覚で遊ぶことが可能だ。
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