Windows 11、スタートメニュー刷新か。「おすすめ」 非表示が可能に

2024年4月、Microsoftが次期Windows 11アップデート「24H2」向けに、新たなスタートメニューのデザインをテストしていることが明らかになった。ユーザーから長らく不満の声が多かった「おすすめ」フィードの非表示がついに可能となり、スタートメニューはより広く、カスタマイズ性に富んだものへと進化する可能性がある。

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「おすすめ」フィード、ついに非表示化が可能に?

Windows 11では、スタートメニューに「おすすめ」フィードが導入され、最近使用したファイルやアプリが自動で表示される仕様となっていた。しかし、この機能は不要と感じるユーザーも多く、UIのスペースを圧迫する要因としてたびたび批判の的となっていた。

新たなスタートメニューでは、このフィードを完全に非表示にできるオプションが追加される。ユーザーは、スタートメニューをアプリランチャーとしてシンプルに使うことが可能になり、従来のWindows 10ライクな操作感を取り戻すことができるかもしれない。

新デザインでは、スタートメニューのレイアウトそのものが拡張され、1行あたり最大8個のアプリをピン留め可能に。これまでの3行制限も撤廃され、表示領域全体がスクロール可能な一体型ビューへと刷新される。ユーザーは頻繁に使用するアプリやツールをより多くスタートメニューに並べておくことができ、クリック数の削減や作業効率の向上も期待できる。

この新スタートメニューは、現在Windows Insider向けに提供されている「24H2」ビルドで確認されており、同時に既存の「23H2」ビルドにもバックポートされ始めている。これは、Microsoftがこの新UIを比較的早期にすべてのWindows 11ユーザーに提供する意志があることを示唆している可能性がある。

正式リリースは今夏以降になる見込みだが、インサイダープログラムの進行具合によっては、2024年後半の累積アップデートとして一般提供が開始されることもありそうだ。

(via The Verge/画像:@phantomofearth)

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