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VAIO、新型モバイルノート 「VAIO SX12」 「VAIO SX14」 発表。本日より受注受付が開始

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6月7日、VAIOは同社が販売する個人向けモバイルノートPCの新型モデル 「VAIO SX12」 「VAIO SX14」 を発表した。

価格はオープンで、VAIOストアでの販売価格は両モデルとも199,800円(税込)から。本日10時から受注受付が開始されており、最速お届け日は6月16日になる予定だ。

最新プロセッサで性能向上、ビデオ会議向けの新機能も搭載した最新ハイエンドモデル

「VAIO SX12」 と 「VAIO SX14」 は、VAIOが販売する個人向けモバイルノートPCラインナップの中でもハイエンドモデルにあたる製品。2021年にフルモデルチェンジを果たした 「VAIO SX12」 と 「VAIO SX14」 は、昨年6月にマイナーアップデートを遂げていたが、今回発表された新型モデルはその後継機種となる。

両製品ともデザインや使い勝手は大きく変えず、最新のプロセッサを搭載したことで、さらなる高パフォーマンス化を実現。また、昨今ビデオ会議などの機会が増えていることを踏まえ、オンラインでもより快適にコミュニケーションが取れるような機能を新たに搭載しているのが特徴だ。

VAIO SX12

「VAIO SX12」 が持ち運び重視の12.5型、「VAIO SX14」 が生産性重視の14.0型。カラーラインナップはアーバンブロンズ、ブライトシルバー、ファインホワイト、ローズゴールド(SX12のみ)、ファインブラックに加えて、VAIO直営ストア専用のファインレッドの6色展開となる。

また、ハイパフォーマンスを特徴とする 「ALL BLACK EDITION」 が用意されるほか、VAIO9周年を記念してコーポレートカラーの勝色特別仕様も用意される。

勝色特別仕様

搭載プロセッサは第13世代インテル Core プロセッサーで、Core i7-1360PとCore i5-1340P、Core i3-1315Uのいずれかを搭載可能。最上位のCore i7-1360Pを搭載した 「SX14」 と、昨年発売した旧モデル (Core i7-1260P搭載) とでパフォーマンスを比較したところ、13%の性能向上が確認できたとのこと。

ALL BLACK EDITION

また、「ALL BLACK EDITION」 はさらに高性能なCore i7-1370Pを搭載可能。今回発表された 「SX14」 と昨年発売した旧モデル (Core i7-1280P搭載) とでパフォーマンスを比較したところ、48%の性能向上が確認できたとのことだ。

プロセッサーがもつ力を最大限に引き出すVAIOの独自チューニング 「VAIO TruePerformance」 ももちろん搭載。電源強化や放熱能力の向上、および温度や負荷状況にあわせて最適な制御を行うことで、プロセッサーのパフォーマンスを持続的に発揮できるようにする。

Core i5-1340P以上を搭載するモデルでは、インテル Evo プラットフォームに準拠しているため、スマートフォンとシームレスに連携し、ファイル転送やPCからの通話、メッセージの送受信など便利な機能が利用できる 「インテル Unison」 に対応する。

「VAIO SX12」 および 「VAIO SX14」 には、いくつかの新機能が盛り込まれる。

ひとつ目は、「美肌効果」。これはオンライン会議等で顔を映す際に、自身の肌をなめらかに再現するというもの。おでこやしわの部分をなめらかに表現することで、相手に自然な印象を与えることができる。

「VAIO SX12」 「VAIO SX14」 のインカメラに内蔵されたカメラモジュールには、新たにTNR (Temporal Noise Reduction) が導入。従来は同一フレームの各ピクセル周りをチェックしノイズを除去するSNR (Spatial Noise Reduction) が採用されていたが、新モデルからは前後のフレームをチェックしてノイズ除去する仕組みに変わっており、さらなる解像感と色再現性を実現している。

ビデオ通話での映像に関しては、事前に開催された内覧会で実際にデモを確認することができた。TNRの導入により解像度が全体的に向上し、くっきりとした映像が出力できるようになったことに加えて、新機能 「美肌効果」 で肌がなめらかに表現できるようになったことで、旧機種よりも映りが良くなった印象を受けた。

ビデオ会議において活用できる機能としては、AIノイズキャンセリングを使った文字起こしも便利。本製品のマイクにはAIノイズキャンセリングが搭載されており、周囲で誰かが話していたり雑音が鳴っていても、それらの音に邪魔されることなく文字起こしができる。

こちらもデモを確認したところ、ノイズキャンセリングオフの状態では周囲の音を拾ってしまっていたのが、オンにすると綺麗に文字起こしできていた。会議の議事録の作成などに一役買ってくれそうだ。

ALL BLACK EDITION

また、昨今、電源がない場所でのPCの活用が増えている背景を踏まえ、バッテリー駆動時でも快適さを損なうことなく少しでも使用時間を長くするため、VAIO独自の方式でCPUのパフォーマンスを制限してバッテリーを長持ちさせる新機能 「バッテリー節約設定」 も搭載。

本機能は今年3月に発売した個人向けラインナップのスタンダードモデル 「F」 シリーズにも搭載されていたもので、実際に同モードをオンにした状態でTeamsによるビデオ会議の消費電力を測定したところ、約10%の消費電力が低減できていることが確認できたとのこと。

「VAIO SX12」 および 「VAIO SX14」 には、本体にあわせたオリジナルワイヤレスマウスが同梱する。携帯性と使いやすさを両立する緩いカーブを描いた筐体に、ホールド感を重視するサイド形状、持ち方によらず使いやすいボタンカバーが特徴だ。

内蔵センサーは青色LEDで、Bluetooth 2チャンネルとUSBドングルの合計3系統の接続が可能、2台目のPCやタブレットと切り替えて操作することが可能だ。カラーは同梱版はブラックのみだが、ネイビーブルーとウォームホワイトは別途購入することも可能だ。駆動は単三形乾電池1本で、Bluetooth利用で約9ヶ月もつ設計となっている。重量は約60g (乾電池含まず) 。

また、本製品にはUSB Power Deliveryに対応したACアダプターが付属する。出力は65W。プラグ付電源コードであるため電源タップで使用する際、他の差込口を塞ぐことなく充電ができる。

個人向けノートPCの新型モデル 「VAIO SX12」 「VAIO SX14」 は、本日6月7日10時から受注受付が開始されている。価格はオープンで、VAIOストアでの販売価格は両モデルとも199,800円(税込)から。最速お届け日は6月16日になる予定だ。

今回発表された個人向けモデルに加えて、ほぼ同じスペックの法人向けモデル 「VAIO Pro PJ」 「VAIO Pro PK」 も用意される。おおまかな仕様は変わらないが、法人向けモデルのみデュアルSIM (物理nanoSIM+eSIM) に対応しており、用途や目的に応じて回線を使い分けることができる。法人向けモデルも本日10時から受注受付が開始されている。

(画像:VAIO)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。