10月13日、スマートトラッカーのパイオニアとして知られるTileは同社4製品 「Tile Pro (2022)」 「Tile Mate (2022)」 「Tile Sticker (2022)」 「Tile Slim (2022)」 のモデルチェンジを発表した。
これらモデルチェンジが行われる製品は、10月28日(木)に発売予定。本日13日(水)より、Amazonや+Style、SoftBank SELECTIONオンラインショップ、全国の家電量販店などで予約受付が開始されている。
価格はオープン、希望小売価格は 「Tile Pro (2022)」 が4,680円(税込)、「Tile Mate (2022)」 が3,280円(税込)、「Tile Sticker (2022)」 が3,780円(税込)、「Tile Slim (2022)」 が4,680円(税込)。すべてのモデルでメインカラーがブラックに統一され、防水性能もIP67等級へと向上している。
また、同時にUWB (超広帯域無線通信)に対応した 「Tile Ultra」 も発表。2022年初頭に発売すると明らかにしている。
▼ 「Tile」 新製品を以下ストアで購入する
・+Style
・SoftBank SELECTION オンラインショップ
Tile Pro (2022)
スマートトラッカー (忘れ物防止タグ) とは、財布やカバンなど、紛失したら困るような大切なものに取り付けておくことで、スマートフォンと連携して紛失した位置を割り出したり、音で発するなどで探し物が捗る便利アイテム。
Tileは、この紛失防止タグについて4製品 (Tile Pro、Tile Mate、Tile Sticker、Tile Slim) ラインアップしており、そのうちの上位モデルとして 「Tile Pro」 が販売されている。
「Tile Pro (2022)」 は、日常的に使われる 「鍵」 に合うように外観と感触を一新。キーホルダーに取り付けるための穴は維持しつつ、従来のスクウェア形状から、縦に長いデザインへと変更された。
スマートフォンとの接続に利用するBluetoothの接続距離は先代モデルとおなじく120mだが、音量はTileシリーズの中で最も大きい。内蔵電池はボタン電池 (CR2032) で、ユーザーの手で適宜交換可能。電池寿命は最大約1年とされている。価格は4,680(税込)。
Tile Mate (2022)
「Tile Mate (2022)」 は、Tileのラインナップの中でもスタンダードモデルとして販売されるスマートトラッカー。形状はスクウェア型で、カバンなどにくくりつけるための穴が開けられている。
Bluetoothの接続距離は60mから75mに伸び、防水性能もIP55からIP67等級に向上している。また、呼び出し音もより大きくなり、探し物を捗らせる。内蔵電池は交換不可、バッテリー寿命は3年程度となっている。価格は3,280円(税込)。
Tile Sticker (2022)
「Tile Sticker (2022)」 は、テレビのリモコンなどに背面シールで貼り付けられるモデル。Bluetoothの接続距離は45mから75mに伸び、防水性能もIPX7からIP67等級になり、防塵性能が向上している。内蔵電池は交換不可、バッテリー寿命は3年程度となっている。価格は3,780円(税込)。
Tile Slim (2022)
「Tile Slim (2022)」 はカード型デザインを採用したスマートトラッカー。
Bluetoothの接続距離は60mから75mに伸びた。防水性能もIPX7からIP67等級になり、防塵性能が向上している。内蔵電池は交換不可、バッテリー寿命は3年程度となっている。価格は4,680円(税込)。
Tile Ultra (2022年春発売)
これら4製品に加えて、BluetoothとUWB (Ultra-Wideband/超広帯域無線通信) に両対応した 「Tile Ultra (2022年春発売)」 が、2022年初頭に発売する。
新たにUWBに対応することで、場所特定がより高精度になる。また、新機能 「Point and Locate」 を利用することで、ARを利用した正確な検索が可能となり、ユーザーを直感的に誘導することができるように。棚の裏に落とした鍵や、騒がしいレストランに置いてきたバッグなど、探すことが困難な場所でも簡単に見つけることができるとしている。
「Tile Ultra (2022年春発売)」 は、Googleとの連携でAndroid 12とUWB対応スマートフォンで利用可能になる予定。なお、同製品はiOSとAndroidデバイスに対応するはじめてのUWB対応トラッカーになる。
新機能 「ロスト&ファウンド」 「セキュア&スキャン」
今月発売する新製品4モデルは、「ロスト&ファウンド」 「セキュア&スキャン」 機能が利用可能。
「ロスト&ファウンド」 機能は、世界中のTileユーザーのネットワークを使うことで、紛失物を見つけやすくするというもの。誰かが落とし物を見つけると、持ち主へ知らせてくれる。
Tile Sticker以外のTileの背面にQRコードが記載されていて、見つけた人がこれをスキャンすることで、登録されている(持ち主の)連絡先に通知が届く仕組み。スマートフォンを持っている人であれば、誰でも利用できる。
「セキュア&スキャン」 機能はTileが専門家の指導を受けて開発した防犯対策機能。Tileアプリから、持ち主不明なTileデバイスが近くにないか確認できる。主にストーカー対策などが想定される。2022年初頭にiOSおよびAndroidで提供される。
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