Microsoftは現在、2画面スマートフォン 「Surface Duo」 を開発中で、同デバイスの発売は2020年末を予定していることがすでに発表されているが、その予定が少し早まる可能性が出てきた。
Windows Centralが計画に詳しい人物から入手した情報によると、Microsoftは 「Surface Duo」 をもっと早くに発売したいと考えているようだ。
「Surface Duo」 は今年末ではなく今夏に発売か
「Surface Duo」 の開発状況としては、すでにソフトウェアもハードウェアもほぼ完成している状態であり、現在はOSのカスタマイズなどの最終段階に取り掛かっているという。
Microsoftとしては 「Surface Duo」 の4月初旬完成を目指しており、もし計画通りに開発を進めることができれば、今夏にはいくらか在庫の出荷を開始できる予定であるとのこと。
「Surface Duo」 の仕様としてはRAM容量が6GB、ストレージ容量が64GBで、より容量の多いモデルも用意される。プロセッサは全モデル共通でSnapdragon 855が搭載されるようだ。
また、5Gには残念ながら対応しない。実はこれが発売を早めるもう一つの理由で、あまりにも市場に5G対応端末が増えすぎると非対応端末は “時代遅れ” 感が出てしまうため、Microsoftとしてはそうなる前に発売しておきたいという考えもあるようだ。
ただし、現在は新型コロナウイルスにより中国の工場がいくつも閉鎖されていることから、「Surface Duo」 の生産にも影響が出る可能性が考えられる。開発はすでに最終段階に来ているとしても、現時点では上記のスケジュール通りに生産が進むかどうかは不明だ。
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