2月24日、ソニーはXperiaのYouTube公式チャンネルにてプレスカンファレンスビデオを公開。次期ミドルシップスマートフォン 「Xperia 10 II」 を発表した。
「Xperia 10 II」 は、2019年に発売した 「Xperia 10」 の後継機種。読み方は 「エクスペリア テン マークツー」 。発売時期は未定ながら、日本を含むグローバルで販売する予定。ちなみに日本市場で 「Xperia 10」 シリーズが投入されるのは初めてとなる。
ディスプレイ
「Xperia 10 II」 はXperiaシリーズの中でもミドルクラスの位置付けとなるモデルだ。
画面アスペクト比21:9の縦長6.0インチ有機ELディスプレイを搭載し、画面解像度はフルHD+(1080×2520)。縦長の画面を生かして、映画やミュージックビデオなどを画面全体で楽しめるほか、2つのアプリを縦に同時表示しながら作業することも可能だ。
上下それぞれに表示した2つのアプリは、新搭載の 「マルチウィンドウスイッチ」 機能によって、スライドするだけで簡単に切り替え可能。動画を見ながらSNSを閲覧するなどの「ながら操作」がより快適なものに。
本体背面はガラス素材のパネルが採用されており、ミドルクラスながらも高級感は失われていない。本体サイズは69×157×8.2mm、重量は約151グラムで、軽量&コンパクト。ちなみに防水・防塵等級はIP65/68となっている。
端末底部にはUSB Type-Cコネクタが搭載されているほか、3.5mmイヤホンジャックが本体上部に搭載、ハイレゾ音源を再生することが可能だ。バッテリー容量は3,600mAh。
ちなみに、同時に発表された 「Xperia 1 II」 は5Gに対応する一方で、「Xperia 10 II」 は5Gに対応しない。
背面カメラ
背面カメラは縦並びのトリプルレンズ仕様。800万画素の超広角レンズ(16mm)、1,200万画素の標準レンズ(26mm)、800万画素の望遠レンズ(52mm)が搭載され、好きな画角で撮影することが可能だ。焦点距離は上位モデルと同じだが、上位モデルに搭載されているような瞳AFなどのハイエンドカメラ機能は搭載されていない。
プロセッサ
搭載されるプロセッサはQualcommのSnapdragon 665。内蔵RAM(メモリ)容量は4GBで、ストレージ容量は64GBとなっている。
カラーラインナップ・発売日・価格
「Xperia 10 II」 のカラーラインナップはブラック・ホワイト・ミント・ブルーの4色。価格・発売時期については現時点でアナウンスされていないが、日本市場での投入が予定されていることのみ告知されている。詳細については判明次第追ってお伝えしたい。
スペック表
Xperia 10 II | |
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ディスプレイ | 6インチ有機ELディスプレイ 画面比率 21:9 |
解像度 | FHD+ (2520×1080) |
背面カメラ | 3眼カメラ 26mm(広角):12MP / F2.0 / 77° 52mm(望遠):8MP / F2.4 / 45° 16mm(超広角):8MP / F2.2 / 120° ・2倍光学ズーム |
動画撮影 | 4K動画 スローモーション (120fps) |
前面カメラ | 8MP / F2.0 / 84° |
プロセッサ | Snapdragon 665 |
RAM+ROM | 4GB+128GB |
外部ストレージ | microSDXC (最大1TB) |
SIM | Nano SIM + Nano SIM (microSDカードスロットと兼用) |
OS | Android 10 |
バッテリー容量 | 3600mAh |
外部ポート | USB Type-C 3.5mmオーディオジャック |
ワイヤレス充電 | × |
生体認証 | 指紋認証 (本体側面) |
防水性能 | IP65/68 |
通信 | 5G:非対応 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 |
サイズ | 157 × 69 × 8.2 mm |
重量 | 151g |
カラー | ミント / ブルー / ホワイト / ブラック |