
オープンイヤー型オーディオを手がけるShokz Japanは、骨伝導イヤホンの新モデル「OpenRun Air 2」を発表した。価格は1万9,880円(税込)。Shokz公式オンラインストアや各ECモール、全国の主要家電量販店で販売する。
カラーはブラックとアイスブルーの2色で、通常のレギュラーサイズに加えて、首の後ろに回るバンドを短くしたミニサイズも用意する。
2万円を切るエントリーモデル、装着感と音質を改善
「OpenRun Air 2」は、2万円を切る価格帯で展開する骨伝導イヤホンのエントリーモデルだ。ランニングやワークアウトといった運動時だけでなく、通勤・通学など日常的な用途にも使える製品として開発された。
骨伝導イヤホンは耳をふさがずに音楽を聴けるため、音楽を楽しみながら周囲の環境音や信号などを確認しやすい。一方で、長時間の使用では耳への圧迫感が気になったり、運動中に首の後ろに回るネックバンドが揺れたりすることがある。
「OpenRun Air 2」では、こうした使い勝手を見直した。本体は26.4gまで軽量化し、従来モデルから9%以上小型化。耳の自然なカーブに沿う新設計のイヤーフックによって、耳にかかる圧力を分散させている。
さらに本体の重心を前方に配置し、ランニングや激しい運動でネックバンドが大きく揺れるのを抑えた。フレームとネックバンドには形状記憶合金を採用している。サイズはレギュラーとミニの2種類から選べる。
音質面の進化としては、最新の骨伝導技術「PremiumPitch 3.0」を採用した。オールメタル製のデュアルコイル・デュアルリード構造を持つ骨伝導ドライバーを搭載し、低音の力強さやボーカルの細かな表現を高めている。
専用アプリ「Shokz」と連携すれば、音質の調整も可能だ。「スタンダード」「ボーカル」など4種類のプリセットEQに加えて、2種類のカスタムEQを利用できる。
防水・防塵性能はIP67。雨の日のトレーニングや汗をかく運動にも対応し、使用後は水で洗って清潔に保てる。充電端子には防水仕様のUSB-Cポートを採用した。
バッテリー駆動時間は最大10時間で、従来モデルから25%伸びている。急速充電にも対応し、5分間の充電で最大2時間の音楽再生が可能だ。この数値は、周囲温度25±2℃、音量75%、SBCモードで再生した場合の試験結果となる。
通信規格はBluetooth 6.0に対応し、最大10mの通信距離を確保。本体には物理ボタンを搭載しており、手袋を着けているときや手が濡れているときでも操作しやすい。曲送りや音量調整などを本体から行える。
通話用には最適化したデュアルマイクを搭載し、AIノイズリダクションにも対応する。風切り音を抑え、ランニング中など屋外での通話でも声を伝えやすくした。
アプリでは2台の機器を同時に接続できるマルチポイント接続にも対応。本体から音を鳴らして位置を確認できる「イヤホンを探す」機能も利用できる。
なお、Shokz Japanは「OpenRun Air 2」とあわせて、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「OpenFit Air 2」も発表した。こちらは片耳7.2gまで軽量化し、従来のタッチ操作から感圧操作へ変更。操作部分に指で位置を確認しやすい触覚ポイントを設け、汗や水滴による誤操作を抑えている。
感圧操作には、再生・一時停止、曲送り、音量調整、音声アシスタントなどを割り当てられ、設定は「Shokz」アプリから変更できる。カラーはブラック、ホワイト、アイスブルーの3色。
音響部分には11.8mmスピーカーを2基組み合わせた「Shokz Bassphereドライバー」を搭載する。小型の本体ながら16mmクラスの大型ドライバーに匹敵する低音再生をうたい、デュアルマイクとAIノイズリダクションによる通話時のノイズ低減にも対応する。
バッテリー駆動時間はイヤホン単体で最大8時間、充電ケースとの併用で最大36時間。ケースで10分間充電すると約3時間再生できる急速充電にも対応する。この数値は、周囲温度25±2℃、音量50%、AACエンコード音源で再生した場合の試験結果となる。
また、Shokz Japanは今回の新製品発表にあわせて、パリ五輪男子マラソンで日本勢最高となる6位に入賞した赤﨑暁選手とのパートナーシップ契約締結も発表した。
