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鯖江発のARグラス「SABERA」登場。約6.5万円からMakuakeで先行販売

jig.jpは4月17日、福井県鯖江市発のスマート眼鏡ブランド「SABERA(サベラ)」の製品発表会を開催。第1弾製品となる「SABERA スマート眼鏡」の先行販売を4月20日11時から応援購入サービス「Makuake」で開始すると発表した。

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鯖江の技術を結集した国産ARグラス「SABERA」が登場

SABERAは、眼鏡の産地として知られる鯖江の技術と国内企業の開発力を組み合わせたARグラスだ。ブランド名は「Sabae」と「Era」を掛け合わせた造語で、従来の眼鏡の延長として使えるデバイスを目指している。

開発には、jig.jpのほか、眼鏡フレームを手がけるボストンクラブ、AR光学技術を持つCellidが参加した。海外メーカーが先行する分野に対し、SABERAは企画から製造、販売までを国内で完結させる体制を整え、日本発のブランドとして市場に参入するかたちとなる。

本体は日常的な使用を前提に設計されている。フレームはウェリントン型で、テンプルには柔軟な素材を採用。前後の重量バランスにも配慮し、長時間かけても負担になりにくい作りとした。本体重量は約37g。

表示は右目側のみの単眼構成で、Cellid製の厚さ約1mmのウェーブガイド(導波路)レンズを搭載する。ディスプレイには緑色の単色マイクロLEDを採用し、解像度は640×480ピクセル、リフレッシュレートは60Hz、視野角は30度、最大輝度は1,500nits。屋外でも内容を確認できる明るさを確保している。

バッテリー容量は100mAhで、通常使用時は約8時間、常時表示では約3時間の連続使用が可能。充電はブリッジ下部の接点を通じて専用ケースに収納して行う仕組みで、ケースはUSB Type-Cで充電する。6DoFの動作検出にも対応する。なお、カメラとスピーカーは搭載していない。

スマートフォンとはBluetooth 5.3(BLE)で接続し、専用アプリを通じて各機能を利用する。

音声関連では、内蔵する2基のマイクで会話を取得し、リアルタイムで文字起こしを行う機能を備える。AIモデル「Google Gemini」を活用して内容の要約にも対応するほか、英語などを日本語に訳して表示するリアルタイム翻訳機能も利用できる。これらのAI機能は当面無料で提供される予定だ。

業務用途を想定した機能として、発話のスピードに合わせてテキストが自動でスクロールする原稿表示機能を用意する。視線を大きく動かさずに内容を確認でき、スピーチやプレゼンテーションでの利用を見込む。このほか、ナビゲーション表示やスマートフォンの通知確認にも対応する。

視力補正にも対応しており、度付きレンズは0.00〜-6.00の範囲で近視や乱視に対応する。Makuakeでの購入後に送付されるオーダーシートから申し込めるほか、ボストンクラブの直営店や「GLOSS GINZA」「JUN GINZA」などの提携店舗でも処方箋に基づいた注文が可能だ。

価格は一般販売予定が9万2400円(税込)。Makuakeでは数量限定の「超早割」を6万4990円(税込)から用意する。クラウドファンディングは6月29日までで、製品の発送は7月以降を予定している。初期ロットは約8500台。

jig.jpは、今後半年ごとに機能強化を進めながら、3年間で10万台の販売を目標とする。一般向けに加え、介護や接客といった業務用途での活用も視野に入れて展開していく考えだ。