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PS Storeに「返金をリクエスト」ボタン、申請フローを大幅に簡略化

ソニーはPlayStation Storeでの払い戻し手続きを見直し、新たに「返金をリクエスト」ボタンを導入した。利用者は、アプリやWebサイトの購入履歴から、数ステップで申請できるようになった。

これまではチャットボット経由でサポート窓口に接続される仕組みで、操作の煩雑さに不満を抱くユーザーも少なくなかった。今回の変更で払い戻し機能の存在を知らなかった人でも直感的に利用しやすくなったといえる。

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利用手順と適用条件

新しい手順はシンプルだ。PS Appでは、画面右上のメニュー(三本線アイコン)から「利用履歴」を選び、対象の購入詳細に表示される「返金をリクエスト」をタップするだけ。Web版のPS Storeでも同様に、アカウント設定から利用履歴を開き、該当する購入詳細画面から申請可能だ。

ただし、払い戻しの条件自体は従来と変わらない。対象となるのは「購入から14日以内」であること、さらに「コンテンツを一度もダウンロードやストリーミング再生していないこと」。この基準を満たさない場合、申請は自動的に却下される。

今回の変更は、ソニーが今月14日に発表した「PS Storeのサービス改善」施策の一部とされる。誤って購入してしまった場合や、子どもによる意図しない課金といったケースも、これまでより迅速に対応できるようになるだろう。

情報ソース

(画像:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)