9月29日、アマゾンジャパンは、iPhone/iPad/Mac/Apple TV向けに配信している 「Prime Video」 アプリから、映画・ドラマを直接レンタル、購入できるようになったと発表した。
この機能は、アメリカ、イギリス、ドイツで先行導入されていたもので、本日より日本でも利用できるようになった形。iPhone、iPad、Apple TV、Mac向けに配信されているPrime Videoアプリから、レンタル・購入できる映画やテレビ番組を検索し、視聴することができる。
これまでApple製品向け 「Prime Video」 アプリでは、直接Prime Videoの映像コンテンツを購入することはできなかった。その理由は、アプリ内で購入されたコンテンツの料金のうち30%をAppleが徴収する仕組み、いわゆる “Apple税” を忌避していたからとされており、これまでPrime Videoアプリを開くと、ブラウザから購入することが求められていた。
しかし、2020年4月に米国向けに配信されているPrime Videoアプリにおいて、直接動画コンテンツの購入が可能になっていた。Appleはこの件について、一定の基準を満たすアプリについては、各サービス業者が提供する既存のサブスクリプションに紐付く決済方法を利用できるとし、アプリ内でのコンテンツに対して定率の料金を徴収しない方針を発表していた。今回はこれが日本にも拡大されたようだ。
今回の発表にあわせて、アマゾンジャパンのプライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーである児玉隆志氏は、以下のコメントを発している。
Prime Videoが提供するコンテンツの幅、深さ、豊かさを広げることはもちろん、お客様がどのデバイスからもPrime Videoのコンテンツに 簡単にアクセスできるように改善を続けています。日本でもこの新機能がApple製品で利用できるようになったことは大きな一歩と言えます。
関連記事
・Prime Video、アニメの見放題独占配信/最速配信を強化。第1弾はTVアニメ『ゴールデンカムイ』第4期を見放題独占配信
・ディズニープラス、10月配信ラインナップ発表。『ウォーキング・デッド』ファイナル・シーズン 最終章が独占配信
(画像提供:アマゾンジャパン)