先日、「iOS 11」の純正電卓アプリに、「1+2+3=24」になってしまう不具合が存在することが明らかになっていたが、同不具合は「iOS 11.2」で解消されることが判明した。
「iOS 11」の電卓アプリに「1+2+3=24」になる不具合 アップデートで修正へ
現在、「iOS 11」の純正電卓アプリに不具合があることが判明した。「1+2+3」を入力すると本来であれば「6」であるはずなのに、なぜか「24」になってしまう。 MacRumorsによれば、この不具合は電卓アプリのアニメーションが原因である...
Appleは10月31日(日本時間)に、「iOS 11.2 beta 1」を開発者向けに公開。同ベータ版の変更点などは現在調査中だが、「iOS 11.2 beta 1」をインストールした当ブログ読者からの報告によると、「電卓」アプリの不具合は現在解消されているとのこと。
不具合は「iOS 11.2」で修正か
この不具合は、「iOS 11」の「電卓」アプリの仕様に原因があるとされていた。画面をタップしたことをユーザーに認識させるためのアニメーション表示が終了するまで、iPhoneが画面タップを認識することができず、「1+2」の入力後の「+」の入力をスキップしてしまい、結果的に「1+23」の計算を行ってしまうというもの。
今回配布が行われた「iOS 11.2 beta 1」では、原因のアニメーションが削除されているため、電卓の計算結果が正常に戻っている。筆者もベータ版をインストールして確かめてみたが、「1+2+3」を「6」とスムーズに計算することができた。
一般ユーザーの場合、同不具合は正式版「iOS 11.2」をインストールすることで解消されるものとみられる。
「iOS 11.2」の正式リリース日はまだ明らかになっていないが、おそらく数週間後にリリースされることになるだろう。まもなく公開予定の正式版「iOS 11.1」で修正される可能性もなくはないが、いずれにしても解消されるまでは純正の電卓アプリを使用することは避けたほうが良さそうだ。