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【iPhone X】「Face ID」のセットアップ画面のインターフェイスが判明

昨日、9to5Macは「iOS 11」のGM版を入手しており、新型iPhoneのプレミアムモデル「iPhone X」に関する新情報が多数見つかっている。

「iPhone X」には顔認証機能が存在することがほぼ確定しており、従来までの「Touch ID」に変わる「Face ID」が登場することが明らかになっている。「Face ID」の初回セットアップの方法も明らかになっているが、開発者Guilherme Rambo(@_inside)氏の報告によって、セットアップ画面のインターフェイスも明らかになっている。

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自分の顔を正方形の枠の中に捉え、グルグルと顔を回すようにして設定

Rambo氏は「iOS 11 GM」から「Face ID」のセットアッププロセスを発見。このセットアップ画面のインターフェイスをTwitterに公開している。

Guilherme氏の報告を見る限り、「Face ID」の登録はとても簡単。

「設定」アプリの中に「Face IDとパスコード」という項目があり、そこから「顔の登録」という項目へ進む。同項目を選択すると、チュートリアルが開始され、顔を正方形の枠に捉えること、また最適な距離感を保ちながら、グルグルと顔を回すことが求められる。

その後、実際に顔を登録する画面に進むため、あとはガイダンス通りに顔の登録を行うことになる。

ちなみに顔を登録する際、ユーザーは「iPhone X」に顔を近づける必要があるが、その距離は約20cmから50cmほど。ユーザーの顔と「iPhone X」が適した距離感になった時、真ん中の顔のマークが、笑顔になるという。

この「Face ID」は主に、「iPhone X」のロック解除に使用されるが、そのほかにも「iTunes」や「App Store」での買い物、「Safari」へのオートフィルを使う場面で使用される予定。これらは設定アプリから確認・設定することができるとのこと。

実際の「Face ID」の認識精度に関しては不明だが、立体認識ができることからそれなりに高い精度であることが予想される。また、昨日の情報によれば顔認識センサーが働くことで、ユーザーが画面を見ている間は自動で暗くなることを防ぐことができるとのこと。iPhoneで読書中するときなどに役立つこと間違いなし。

ちなみに、Guilherme氏は「カメラ」アプリのUIに関しても言及しており、画面の上下にわずかな余白が設けられていることを伝えている。この理由はおそらく、ホームボタンの廃止に伴って新たに導入される「細いバー」、そして各センサーやレシーバーなどを配置するための”ノッチ”を回避するため。サードパーティアプリもこの辺りのUIは変更が必要になることが考えられる。

ちなみに、「iPhone X」に関してはメディアのロードが行われているとき、画面右上のステーテスバーにロード中であることを示す動作インジケーターが表示されるとのこと。以下の動画から確認することが可能だ。

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[ via 9to5Mac ]