本日早朝、Appleはデベロッパー向けに「iOS 11 beta 3」をリリースしているが、同アップデートで追加された100以上の新機能・変更点が明らかになっている。
大きな変更点としては、通知センター内の通知が一度のスワイプで全て表示されるようになったこと。これまでは1~2時間前までの通知は一度のスワイプでも表示されていたものの、それ以前の通知に関してはもう一度スワイプしないと表示されない仕様だったため、かなり見やすくなったものと思われる。
また、iPadではアプリスイッチャー画面でアプリを削除する際、アプリを長押しした後に表示される「×」ボタンをタップする必要があったが、今回からスワイプアップで簡単にアプリを削除できるようになった。
現時点で判明している「iOS 11 beta 3」での新機能・変更点(抜粋)は以下のとおり。
- コントロールセンター部分にあるカメラアプリのボタンを「3D Touch」で押し込んだ際に表示されるUIが変更
- 通知センターの通知が一度のスワイプで全て表示されるように
- アプリスイッチャー画面で×ボタンではなく、スワイプアップ操作でアプリの削除ができるように(iPad)
- 設定アプリの「iCloudを使用したメッセージ同期機能」部分で、細かいアップデートの進行状況が表示されるように
- App Storeの設定にビデオを自動再生するかどうかを変更できるオプションが追加
- ファイルアプリに「OS X Server」「Dropbox」が表示されるように(現時点ではまだ使用不可)
- Safariで3D Touchプレビュー時のUIが変更
- Safariの新しい認証API「SFAuthenticationSession」が追加、Safari側とアプリ側との認証を共有できる
- Safariのコンテンツブロッカーの不具合が修正され、正常に動作するように
- サードパーティーアプリで「AirPlay」が動作するように
また、EveryThingAppleProが100以上の新機能を紹介する13分ほどの動画をYouTube上で公開している。細かい変更点が多い印象だが、実際の動作を目で見て確認することができるので、詳細が気になる方はこちらの動画を視聴していただければと思う。
「iOS 11 beta 3」はすでにデベロッパー向けにリリースされているので、これらの新機能を試してみたい人、もしくは「beta 2」時点で使いづらさを感じていた人はぜひアップデートを。
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[ via MacRumors / iPhone Hacks / EveryThingApplePro ]