新型10.5インチ「iPad Pro」、搭載メモリは4GB プロセッサの性能は劇的に向上

今月6日、Appleは新型「MacBook」「MacBook Pro」などと同時に、完全新型iPadとなる「iPad Pro 10.5-inch」を発表。ホームボタンは引き続き搭載されたものの、ベゼルが狭くなり画面の大型化が実施された同モデルだが、つい先ほど「iPad Pro 10.5-inch」のベンチマーク結果がMacお宝鑑定団Blogで公開された。

Macお宝鑑定団Blogによると、10.5インチ「iPad Pro」に搭載された「A10X Fusion」プロセッサのベンチマークスコアは、従来モデル(9.7インチiPad Pro)に比べて非常に高く、シングルコアで約1.3倍、マルチコアスコアで約1.8倍に改善されているとのこと。最大クロックは2.38GHzと考えられ、「iPhone 7」とクロック数値となっているようだ。

これは、2017年モデルのiMac (21.5-inch)に搭載されたCore i5 2.3GHzや、13インチモデルのMacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)Core i5 2.3GHz/8GB/128GBSSD/Intel Iris Graphics 640に匹敵するほどの性能だという。驚異的だ。

[ img via MacRumors ]

さらに、搭載されているメモリは4GBであることが判明。従来モデルは2GBだったことから倍の容量になり、12.9インチと同等のスペックに。さらにGPU性能も大幅に向上。約80%もの性能改善が実施され、3Dゲームの処理などが軽快になる可能性が高い。

これほどまでに処理能力が向上した理由は、「iOS 11」でマルチタスクが強化されたからだろう。マルチタスクが基本となる「iOS 11」で本領を発揮するために、大幅な性能の向上が実施されたものと予想される。

「iPad Pro 10.5-inch」モデルは、早いユーザーだと明日に到着する見込み。僕も明日、同モデルを入手することができる予定なので、処理がどれほど早くなったのか、早速明日にでも試してみようと思う。

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