現地時間5日、Googleは一般ユーザーに向けに「Chrome 59」の安定版をリリースした。
同バージョンでは「macOS」のネイティヴ通知をサポート。画面右上に表示される通知カードにはChromeのロゴが表示され、開発者が自ら指定したロゴではなくなる仕様に。これは全ての通知が対象になるとのこと。
さらに、ブラウザの設定画面もマテリアルデザインを採用し、他のGoogleのサービスと統一感のあるデザインに変更された。以前の設定画面に比べてスッキリとした印象なので、前から使っていたユーザーも、これから新しく使い始めるユーザーにとっても、使いやすくなったのではないだろうか。
ちなみに、Googleによれば今回の「Chrome 59」から「Headless Chrome」をサポート。「ターミナル」アプリからPDFの作成やスクリーンショットの撮影ができるなど、Chromeの機能をユーザーインターフェイスなしで利用することが可能になった。
同機能はMac版とLinux版の「Chrome 59」で利用することができ、Windows版はまもなく公開されるとのことだ。詳しくはこちらから。
そのほかに、「Chrome 59」は合計30件のセキュリティ問題に対処しているなど重要なアップデートになっている。