開催が間近に迫っている「WWDC 2017」では、次期OSの「iOS 11」や「macOS 10.13」の詳細が発表され、さらに今年は新製品のSiri搭載スピーカーや新型「iPad Pro」、新型「MacBook Pro」「MacBook」などが発表されると噂されている。
このうち、新型「iPad Pro」についてはディスプレイサイズが10.5インチになると言われているが、未発表の端末であるにもかかわらず、Ankerがすでに10.5インチ「iPad Pro」用の液晶保護フィルムを米Amazonで販売していることが9to5Macによって明らかになった。
Anker製の10.5インチ「iPad Pro」用液晶保護フィルムがAmazonで販売中 ただし気になる点も
9to5MacがAmazonで発見した10.5インチ「iPad Pro」用液晶保護フィルム(リンクはこちら)、メーカーは日本でも人気の高いスマホアクセサリメーカーのAnkerだ。販売元が「AnkerDirect」となっていることから、正真正銘のAnker製品だと思われる。
商品の概要を見ると液晶保護フィルムのサイズは11.5 × 8.5インチ。9.7インチ「iPad Pro」の液晶保護フィルムのサイズが9.3 × 6.5インチなので、それよりも少しばかりディスプレイサイズが大きくなるイメージだ。
この保護フィルムが10.5インチ「iPad Pro」の寸法を正確に把握した上で製造されたものかどうかはわからないないが、このタイミングで販売が開始されていることを考えるとやはり「WWDC 2017」では10.5インチ「iPad Pro」が登場することになるのだろうか。
ただ、同製品については少々気になる点もある。それは、商品パッケージに書かれている商品名について。
この商品を実際に購入したユーザーが画像付きのレビューを投稿しているのだが、商品パッケージには「for New iPad 10.5 inch (2017)」と記載されており「iPad Pro」とは記載されていない。
Appleが発表する新型タブレットの名前が、10.5インチの「iPad Pro」ではなく「iPad」である可能性も若干あるわけだが、これまでの噂では「iPad Pro」として発表される可能性が濃厚。現物を確認できていないので分からないが、あくまで噂を基に作成された商品であると考えた方が無難だと思われる。
同液晶保護フィルムは元値27.99ドルだが、現在はちょうどセール中となっており13.99ドルで購入することができるようだ。今から購入すれば米国内であれば即日配達が可能だという。
ちなみに、10.5インチ「iPad Pro」のアクセサリに関しては、先日も9to5MacがPelicanの10.5インチ「iPad Pro」用ケースを紹介しており、9.7インチと比較すると上下左右にほんのわずかなサイズ差があることを伝えていた。
9.7インチと10.5インチだとそこまで大きなサイズ差がないため、Appleがなぜ新たに10.5インチモデルを用意しているのかは不明だが、もしかするとディスプレイサイズが変わることで何か面白いことができるようになるのかもしれない。とりあえずは「WWDC 2017」の基調講演でどのような製品が発表されるのか、楽しみにしておこう。
「WWDC 2017」の様子は、インターネットでライブ配信される予定。多くのユーザーが注目する初日の基調講演に関しては、6月5日午前10時(日本時間6月6日午前2時)に開始されることがすでに発表されている。
・iPad Pro (11インチ/13インチ)
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