Appleの新型ワイヤレスデバイスとみられる端末が、FCC(米連邦通信委員会)の認証を通過したことが判明した。
このAppleの新型デバイスは、「A1846」というモデルナンバーが割り振られた未知のデバイス。MacRumorsによると、同デバイスの仕様はほとんど不明とのことだが、NFCやBluetoothをサポートしたワイヤレスデバイスであるという。
このことから、一部では「A1846」の正体は新型「Apple TV」ではないかと指摘されている。もしかすると、近いうちに新型「Apple TV」が発表されるのかもしれない。
未知のデバイス「A1846」は、残念ながら新型「Apple TV」ではなさそう
だが、残念ながら新型「Apple TV」の登場の可能性は、現状ではそこまで高くはなさそう。
Appleは昨年9月にも「A1844」というデバイスの申請をFCCに対して行っており、電源ユニットの仕様が今回の「A1846」と全く同じデバイスだったという。しかも、NFCテストとBluetoothテストは行ったものの、Wi-Fiのテストは行っていないことが判明している。
このことから、新型「Apple TV」というよりは、新型iBeacon端末(店舗や施設に設置して、ユーザーにプッシュ通知するための端末)や、Apple Store内で従業員が使用する新型端末である可能性もあるとのこと。
つまり、現状では「A1844」や「A1846」は新型製品ではない可能性が濃厚。新型「Apple TV」は登場しないのだろうか。
Appleは新型「Apple TV」の開発に取り組んでいると噂で、一部では「Amazon Echo」や「Google Home」のような音声アシスタントが搭載された家庭用ホームデバイスになるものと予想されていた。
だが、先日Appleの上級副社長Phil Schiller氏がこの噂を否定している。Phil Schiller氏曰く、「Appe TV」は会話のみで完結するデバイスではなく、あくまでもディスプレイが搭載されたデバイスであるべきだとのこと。
現在、新型「Apple TV」に関する情報はほとんどない状態で、残念ながら、新型端末の存在は謎に包まれたままだ。