先ほど、次期iPhoneの「iPhone 8」シリーズでディスプレイサイズが大型化する可能性についてお伝えしたが、これは「iPad Pro」でも同じことが起きるようだ。
iPhoneのディスプレイ大型化をレポートしたBarclaysのアナリストBlayne Curtis氏とChristopher Hemmelgarn氏によると、来年発売予定の新型「iPad」はベゼルレスデザインを採用し、ディスプレイサイズが大型化する可能性を伝えている。
ベゼルレスデザインを採用した10.9インチモデルが登場?
現在、Appleが販売している「iPad」は3種類。一番大きなサイズである12.9インチディスプレイを搭載した「iPad Pro」と、従来のiPadのサイズである9.7インチ「iPad Pro」。そして、7.9インチディスプレイが採用された「iPad mini 4」がある。
今回の情報によると、Appleは「iPad Pro」の12.9インチモデルのリフレッシュを予定しており、これらに加えて新たに10.9インチモデルを登場させる予定であるとのこと。
この10.9インチモデルというのは、冒頭でも触れたようにベゼルレスデザインを採用した端末になる予定で、端末サイズとしては9.7インチモデルの「iPad Pro」と同じ大きさになる。
だが、ベゼルを排除した分だけディスプレイが大型化しており、「エッジ・トゥ・エッジ」デザインが採用。ホームボタンが廃止になる可能性もあるとのこと。
そして、9.7インチモデルに関してはローコストモデルとして引き続き販売される予定であると両者は伝えている。
新型「iPad」に関しては、以前にもディスプレイサイズに変更が加えられるという情報が存在し、9.7インチが10.1インチ(Macお宝鑑定団Blog)や10.5インチ(KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏)に置き換えられると言われている。
そして、今回新たに登場した10.9インチモデル。新型「iPad」シリーズの正確なディスプレイサイズはどのサイズなのか、現状では判断しかねる状況だ。
ただ、ひとつ気になるのは7.9インチモデルについてまったく言及されていないという点。上記のMacお宝鑑定団BlogやMing-Chi Kuo氏のレポートによれば、7.9インチモデルも「iPad Pro」として販売される予定だ。
今後は7.9インチモデルが廃止になるのか、それとも「iPad Pro」の7.9インチモデルが登場するのか、非常に気になるところ。そして、個人的にはベゼルレスデザインを採用した端末がどんな感じになるのかについても、ベゼルレス「iPhone」と同じくらい興味がある。
ちなみに、BarclaysのアナリストBlayne Curtis氏とChristopher Hemmelgarn氏によれば、新型「iPad Pro」の発売は2017年3月頃になる見通しであるとのこと。
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