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Apple、バッテリーの性能や耐久力などを増加させるバッテリーケースの特許を取得

最近、連日のようにSamsungの「Galaxy Note 7」の爆発事故が取り上げられているが、一部の「iPhone 7 Plus」でも内蔵バッテリーが爆発したり、膨張したりといった報告がある。

これらの報告は「Galaxy Note 7」のように何件も報告されているというものではないが、自分が普段何気なく使っているスマホが突然爆発するなんて、ある意味そこらのホラー映画より恐ろしい。

そんな恐ろしい事態を防ぐべく、Appleはバッテリーの膨張などを防ぐ新しいバッテリーケースの特許を取得したということなので、詳細をお伝えしよう。

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表面に特殊な加工をすることで、バッテリーの膨張を防ぐバッテリーケース

今回Appleが特許を取得したのは「Battery Can(バッテリー缶)」と呼ばれるバッテリーケースだ。

Patently Appleによると、iPhoneのバッテリーをこのケースに入れることで、バッテリーの性能や耐久力、寿命などを増加させるだけではなく、このケースが搭載された端末を保護することにつながるという。

まずはAppleが提出した図を確認しよう。

これがAppleが申請した「Battery Can」だ。見た目からはあまりよく分からないが、このケースは任意の形状や大きさを取ることができるため、将来的には「iPhone」だけではなく、「iPad」や「iPod」、「MacBook」、「Apple TV」などのApple製品のバッテリーに合わせて形状を変更することができるとのこと。

この画像では「Battery Can」の表面に丸や六角形などの凹みがついている様子が描かれているが、この特殊な加工をすることによって、バッテリー本体と「Battery Can」がぴったりとくっつき、バッテリーの膨張を防ぐことができるようだ。

これにより、バッテリーの耐久力や寿命などの増加につながるだけではなく、より大容量のバッテリーを積んでも「Galaxy Note 7」のような爆発を防ぐことができるのだとか。

この「Battery Can」が来年発売される「iPhone 8」に搭載されるバッテリーに採用されるかはまだ分からないが、安全面やバッテリー自体の寿命が長くなることを考慮すると一刻も早く採用してほしいところだ。

ちなみに、来年発売される「iPhone 8」は、シャープ製の有機ELディスプレイが採用され、画面のどこに触れても指紋認証ができるようになったりエッジ部分がステンレススチール製になる「プレミアムモデル」が用意されることなどが噂されている。

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