7月10日、米Microsoftがとても気になるツイートを投稿している。それは、Surfaceシリーズに「何か新しい製品」が追加されることを示唆するものだ。
以下が投稿されたツイート。現行のSurfaceが並べられているが、よく見ると右端に気になる影があるのがお分かりいただけるだろう。
これが意味するところは、おそらく新型モデルの登場。しかも、現行モデルのアップデートではなく、ラインナップに新しいモデルが追加されるということだ。同画像から察するに、この新型モデルは7月10日午前6時に発表される予定(日本時間10日22時)。お披露目はまもなくだ。
Where will Surface go next? pic.twitter.com/9lz3MJmBAT
— Microsoft Surface (@surface) 2018年7月9日
400ドルから買える低価格なSurface
今回発表される新型モデルは、一体どんな端末なのだろうか。具体的には不明だが、おそらく数ヶ月以上前から噂になっていた「低価格Surface」である可能性が高い。この低価格Surfaceは今年5月に情報が漏れたもので、主にAppleのiPadに対抗するための端末であると伝えられている。
Appleは今年3月、新型モデル「iPad(第6世代)」を投入した。これは学生や教職員向けモデルとなっており、これまでiPad Proでしか使えなかったApple Pencilが利用可能になるなど、よりクリエイティブな作業に対応した。価格も37,800円(税別)と、財布に大きなダメージを与えずに購入することができる。
この低価格なiPadに教育市場でリードを許したくないMicrosoftは、新型Surfaceの投入で、Appleへの攻勢をかけるつもりなのかもしれない。実際の価格や仕様についてはまだ分からないことだらけだが、噂によると400ドル(約44,000円)から購入でき、Surface Connectを廃止し新たにUSB-Cを搭載するとも。また、tom’s HARDWARE(削除済み)によると、名前は「Surface Go」になるとも。
すでに米FCCの認可も通過しており、投入は間近とされている。今まで価格が高いSurfaceだったが、低価格モデルが登場することで大きな変化が起こるかもしれない。
【追記】Microsoftは正式に「Surface Go」を発表した。発売は事前情報の通り8月2日、北米と欧州、オーストラリアでは10日から予約受付が開始。日本では数週間以内で予約受付が開始される予定。詳細はこちらから確認を。