新型iPad Proが発表されてわずか数日しか経っていないものの、早くも次期iPad Proに関する情報が登場している。
今回の新製品発表を見事に的中させたJon Prosser氏が20日、5Gに対応した次期iPad Proが2020年末に発売予定であると伝えていたが、この次期iPad ProはミニLEDディスプレイを搭載する可能性も浮上してきた。
AppleはミニLEDディスプレイ搭載iPad Proを2020年第4四半期に発売?
DigiTimesによると、Appleは2020年第4四半期にミニLEDディスプレイを搭載したiPad Proを発売する予定であるとのこと。画面サイズは12.9インチとのみ伝えられているため、11インチモデルが用意されるのかどうかは不明だ。
DigiTimesはこれ以上の情報は伝えていないが、2020年第4四半期というと、Jon Prosser氏が伝えた5G対応iPad Proの発売時期とぴったりと重なることになる。
もし両者が示しているiPad Proが同じものであった場合、次期iPad Proは12.9インチのミニLEDディスプレイを搭載し、5G通信に対応、プロセッサにA14Xチップを搭載することに。それ以外のスペックについては、Jon Prosser氏の情報を信じるのであれば先日発表されたiPad Pro(2020)とほとんど同じになっているはずだ。
ただし、Jon Prosser氏は他のユーザーからの質問に答える形で、ミニLEDディスプレイを搭載したiPad Proは2021年に登場するとも発言している。この点についてはDigiTimesと主張が食い違うため、必ずしもミニLEDディスプレイモデルが2020年に登場するとは言い切れない点に注意だ。
That’s coming in 2021
— Jon Prosser (@jon_prosser) March 19, 2020
ミニLEDディスプレイについては、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏も12.9インチiPad Proへの搭載を予測しており、搭載される可能性はそれなりに高いと言えるだろう。
ミニLEDディスプレイが搭載されることで、より広い色域表現や高いコントラスト、ダイナミックレンジの表現が可能になると言われている。また、消費電力を低く抑えることができたり、ディスプレイの薄型化も期待できるとの噂だ。
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[ via MacRumors ]