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新型12.9インチiPad ProはミニLEDディスプレイを搭載。2021年第1四半期に発売か

Appleは来年1〜3月に新型iPad Proを発売する可能性がある。台湾DigiTimesは現地時間28日、Appleが2021年第1四半期に新型12.9インチiPad Proを発表し、同デバイスにミニLEDディスプレイを搭載する計画であると伝えた。

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ミニLEDディスプレイを搭載した新型12.9インチiPad Proが2021年第1四半期に登場予定

DigiTimesによると、Appleはディスプレイとタッチパネルのサプライチェーンの多様化を進めている。その過程で、Foxconn傘下でタッチパネル開発を行うサプライヤーGISが次期iPad Pro向けのLEDバックライトパネル用の統合タッチモジュールを製作することが決まったという。

ミニLEDディスプレイは、現行のLEDよりも小さな発光ダイオードをバックライトに使用する次世代ディスプレイ。ディスプレイの色域表現をより広くし、高いコントラストやダイナミックレンジの表現が可能になると言われている。さらに消費電力の向上や薄型化も期待できる。

同ディスプレイを搭載したiPad Proについては、DigiTimesのほかにも、著名アナリストMing-Chi Kuo氏も2021年前半の発売を予想している。12.9インチモデルと11インチの両方がミニLEDディスプレイに置き換えられるのか、それとも12.9インチモデルのみが置き換えられるのかは定かではないが、搭載されたモデルはディスプレイの品質が現行よりも向上することが予想される。

ちなみに今回のDigiTimesの情報は、以前に同メディアが伝えた予想を改めて繰り返し伝えているもので新しい情報ではない。しかし一方で、以前の情報から変化がないということは、Appleがスケジュールに変更を加えていないということの表れでもあると言える。今後半年以内に、新型iPad Proが登場する可能性はとても高さそうだ。

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[ via MacRumors ]