「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」 の見どころを辻本氏とさや香が解説。歴代ハンター必見の武具やモンスターの展示が勢ぞろい

カプコンの大人気ゲームシリーズ 「モンスターハンター」 の20周年を記念した展示会 「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」 が7月19日から六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催する。

本展示会の開催に先立ち、記念記者発表会と先行内覧会が実施。主催である東北新社の江草康二氏と、「モンスターハンター」 シリーズのプロデューサーを務めるカプコンの辻本良三氏、そして ”モンハン大好き芸人” ことお笑いコンビ 「さや香」 の新山士彦さんと石井誠一さんが登壇し、本展示会の見どころや20年間の振り返りなどを語った。

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大狩猟展の見どころを辻本氏とさや香が紹介

記念記者発表会の冒頭では、「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」 の主催である東北新社を代表して江草康二氏が登壇。シリーズ20周年についてのお祝いの言葉に加えて、メインコンテンツである 「モンスター図鑑AR体験」 に最先端の映像技術を駆使するなど、来場者に新しい体験を届けたいという思いで各コンテンツを制作したと述べた。

本展示会の協力・監修を行ったカプコンからは、取締役専務執行役員であり、「モンスターハンター」 シリーズのプロデューサーを務める辻本良三氏が登壇。「シリーズの20周年を迎えて、このような大きな展示会を開催できることを嬉しく思っています。足を運んでくださった皆さまにはぜひ楽しんでいただきたいです」 と語った。

辻本氏のあいさつの後には、”モンハン大好き芸人” ことお笑いコンビ 「さや香」 の新山士彦さんと石井誠一さんがゲストとして登壇した。

石井さんは初代『モンスターハンター』からシリーズをプレイしているベテランハンターということで、歴代の装備やモンスターたちに関連した展示を見て、大興奮したとのこと。新山さんはプレイはしたことがあるものの、あまり詳しくはないとのことから、「今日はライト層代表としてきました」 と述べた。

辻本氏とさや香のお2人とのトークセッションでは、主に本展示会の見どころを紹介。

「武器プロジェクション」 は、タッチパネルで選んだ武器が目の前に実物大で表示されるという展示で、武器そのものはもちろん、背景にもこだわったという。鑑賞できる武器は全277種類もあるとのことで、「同じモンスターの武器でも作品によって違いますからね」 と石井さん。ちなみに石井さんは、ゲームではヘビィボウガンを愛用しているとのことだ。

「防具インタラクティブ」 は、歴代の 「モンスターハンター」 シリーズに登場するモンスターのアイコンをタッチすると、そのモンスターを倒したときに手に入る素材を使った防具が表示されるコンテンツ。最近の作品の防具はもちろん、古い作品に登場した防具も見ることができる。

そして、2025年に発売予定の最新作『モンスターハンター ワイルズ』に関する展示も。ハンターの移動をサポートしてくれる動物 「セクレト」 の等身大フィギュアだ。筆者も実際に生で見てきたが、フィギュアとは思えないほどリアルな出来で、石井さんも 「今にも動き出しそうなくらいの迫力」 と大絶賛していた。

展示会のラストを飾る展示は、禁忌モンスター・黒龍ミラボレアスとのシュレイド城での戦いを再現した 「黒龍襲来」 。大きな口に今にも食べられてしまいそうなくらいの大迫力の展示になっている。

この展示はフォトスポットになっており、さや香のお2人が事前に撮影した写真が例として紹介。自由なポーズや構図で撮影を楽しめる。ただし、実際の展示の前にはパーテーションがあり、先ほどの例のような距離感での撮影はできないので注意していただきたい。

各コンテンツの紹介の後には、メインコンテンツである 「モンスター図鑑AR体験」 を石井さんが一足先に体験。本コンテンツはMRヘッドセット 「Meta Quest 3」 を使ったものになっていて、「モンスターハンター」 シリーズに登場する全16種類のモンスターを間近で観察できる。

「Meta Quest 3」 を装着した石井さんは、「この空間 (体験コーナー) じゃ狭すぎるくらい。迫力がすごい!」 と目の前に現れたモンスターたちに大興奮。モンスターたちは攻撃モーションを繰り出すこともあり、石井さんはその度に 「(記者たちに向かって) 写真撮ってる場合じゃないよ!そこ危ないから!」 「はい、今の攻撃でその辺一帯まで無くなりました〜」 と言って会場の笑いを誘っていた。

上記は実際の体験会場の様子。

本展示会の見どころ紹介の後には、さや香のお2人が考えたオリジナルモンスターを発表するコーナーがあった。

石井さんが考えたモンスターは 「甲射種カタパルタス」 。美味しそうな肉を模した尻尾で小型モンスターを誘引して捕食するというモンスターで、ハンターとの戦闘時には背中のレールガンのような部分から捕まえた小型モンスターを射出するという設定まで披露し、「本当にゲームに出てきそう」 と辻本氏。

新山さんは、とある日本のプロ野球チームをモチーフにしたような 「ベースボールタイガー」 というモンスターを考案。「年によって強さが変わるんです。今年はやや弱め。去年はめっちゃ強かったんですけども」 「大体黒土の上にいる」 「(出現する) ベースボールタイガーによって背番号が変わる」 などと面白設定を披露し、会場からは笑いが起こっていた。

最後に辻本氏は、「ハンターの皆さんのおかげで20周年を迎えることができました。シリーズの歴史が詰まった展示会なので、多くの人に来てもらいたいです」 「親子でプレイしている人もいると思うので、ぜひ一緒にいらしてください」 とファンにメッセージを送り、発表会を締め括った。

発表会の後には先行内覧会も開催され、各展示を自由に見て回ることができた。実際に展示会に行く人も多いと思うので、筆者が気になった部分を少しだけ紹介しておきたい。

会場の入り口では、2匹のアイルーがハンターたちをお出迎え。

続く 「アニバーサリーシアター」 では、歴代作品のムービーのほか、一定の間隔で20周年を記念したムービーが流れる。

「防具インタラクティブ」 には、防具の設定画も展示。

2022年に大阪・堺市でのイベントで展示した 「狐刀カカルクモナキ」 が関東初展示。

「モンハンヒストリーゾーン」 の歴代モンスターのフィギュア。

シリーズの歴史を振り返ることができる 「モンハンヒストリーウォール」 。

物販コーナーでは、大狩猟展を記念したグッズが多数販売。

さらに展示場と同フロアのカフェで 「大狩猟CAFÉ」 も開催。モンスターたちをテーマにしたコラボメニューが楽しめる。

「モンスターハンター20周年-大狩猟展-」 の開催概要は以下。開催期間は2024年7月19日(金)~9月8日(日)で、2025年初春には大阪での開催も予定している。

イベント名 モンスターハンター20周年-大狩猟展-
開催期間 2024年7月19日(金)〜9月8日(日)
開催時間 10時〜21時 (最終入場20時)
開催場所 森アーツセンターギャラリー (六本木ヒルズ森タワー52階)
東京都港区六本木6-10-1
公式 HP https://mh20th-exhibition.jp
主催・演出・制作 株式会社東北新社
協力・監修 株式会社カプコン
展示パートナー SUUMO / 株式会社リクルート、エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
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