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マクセル MXH-BTW400 レビュー。“寝ホン” に最適なカナル型の完全ワイヤレスイヤホン、小さくて耳にすっぽり入るサイズ感が魅力

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筆者は1日を終えて就寝するとき、毎日決まったルーティンを実行してから眠るようにしている。体質的に寝つきが悪いので、きちんと体に 「いまから寝るよ」 と合図を出してスムーズに入眠できるようにするためだ。

温かい飲み物を飲んで歯磨きをして、ベッドに横になって、イヤホンでヒーリング音楽を聴きながら読書をしているうちに徐々にウトウトしてきて入眠。毎日おなじルーティンを繰り返すことで、「これをした後に寝る」 という習慣がついて眠りやすくなる。

特に 「イヤホンでヒーリング音楽を聴く」 というのが個人的には大事なルーティンのひとつで、布団に入ってコロコロしながら川のせせらぎ音などを聞いていると、心地よい気持ちで入眠できる。しかし、一般的なイヤホンでは横向きになったときに耳が圧迫されて痛くなりがちだ。

そんな問題を解決してくれるのが、いわゆる “寝ホン” と呼ばれるタイプのイヤホン。本体が小さく、耳からの飛び出しが少なく収まりが良いことから、横向きに寝転んでも快適に使うことができる。

今回、マクセルから寝転びながら使うのに適した小型の完全ワイヤレスイヤホン 「MXH-BTW400」 のサンプルをお借りし、実際に睡眠用イヤホンとして使ってみたところ、快適に使うことができたので紹介したい。

小さくて軽い付け心地のイヤホン:MXH-BTW400

今回紹介する 「MXH-BTW400」 は、「寝ころびながら音楽を楽しめる」 をコンセプトに開発された完全ワイヤレスイヤホン。カラーはブラックとホワイトの2色が展開されており、今回はホワイトモデルをお借りした。

イヤホン形状はカナル型で、耳栓のようにイヤーピースを耳の中に入れるようにして装着する。イヤーピースはデフォルトがMサイズで、このほかにSサイズとLサイズも同梱されてくるため、自分の耳の穴の大きさに合わせてイヤーピースを選択可能だ。

本体サイズは高さ15.6 × 幅23.2 × 厚さ13.7mm (イヤーピースを除く) 、重量は片耳約3.3g。とにかく小さくて軽量で、つけている感覚をほとんど感じないほど。イヤホン自体の形も全体的に丸みを帯びていて、角ばった部分がないことから、寝転んで使ったときに痛みを感じることはない。

ただし、小さいと持ったときに落としやすいというデメリットもあるため、耳に装着するときやケースから取り出すときには細心の注意を払っていただきたい。

本体はタッチセンサーを採用しており、左右どちらかのイヤホンをタッチするだけで音楽を再生・一時停止、2回連続押しで曲送り、3回連続押しで曲戻しなどの操作ができる。

筆者がこれまで触ってきた小さめのイヤホンは、せっかくタッチセンサーを採用していても反応が鈍いものが多く、クイックに操作できないことが多かったのだが、本製品のセンサーはかなり感度がよく、快適に操作できる。

イヤホンの連続再生時間は約6.5時間で、連続待受時間は約70時間。寝ホンとして使う分には十分なバッテリー持ちだろう。

Bluetoothはv5.3に対応する。対応コーデックはSBCのみだ。

イヤホンを収納する充電ケースは、イヤホンと同様コンパクトで、アサリのような貝を彷彿とさせる薄型のデザイン。約25gと軽く、持ち運びにも優れる。

充電ケースでは、イヤホン本体を約2回充電できる。イヤホン本体のバッテリー残量がほぼゼロの状態から100%まで充電するのには約1.5時間、ケースのバッテリーをフル充電するには約2時間の充電が必要だ。

ケースの充電端子はUSB Type-C。AndroidスマートフォンやiPhone 15シリーズを使っている人なら、スマートフォンと充電器を統一できるはずだ。

同梱物はイヤーピースの替えと充電用のUSB Type-A – Type-Cケーブル。充電ケーブルの長さは約45cmだ。

寝ホンとして使いやすい柔らかな音質

一般的に寝ホンと呼ばれるイヤホンは、とにかく付け心地やサイズにこだわったものが多く、音質は二の次になってしまうことが多いが、本製品は音質にもこだわっているのが大きな特長だ。

低〜中音域が少し強めなものの、全体的なバランスはよく、どんな音楽でも違和感なく聴くことができる。寝転んで使うことをコンセプトに開発されているからか、音の輪郭が全体的に柔らかく、高音域がキンキンしすぎていないのも好印象だ。

さすがに高級イヤホンとの比較では音質は劣るものの、寝転びながら使うという用途を考えれば、これほどの音質なら使いやすく、良い製品だと言えるのではないだろうか。

横向きでも圧迫感が少なく、寝ホンにピッタリ

「MXH-BTW400」 を寝るときのお供にしてしばらく経つのだが、やはり本体が小さくて耳への圧迫感が少ないことから、寝ホンとして使いやすい。

筆者は本製品の柔らかな音質も気に入っていて、ピアノ音楽のような静かな曲を聴くのはもちろん、環境音を流すのにも最適。リラックス用途で使うイヤホンとしては要点を抑えた良いイヤホンだと感じた。

「MXH-BTW400」 は、現在Amazon.co.jpなどで4,236円(税込)で販売中だ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。