
現地時間3月31日、Appleは 「macOS Sequoia 15.4」 を一般ユーザー向けに配信開始した。
今回のアップデートでは、「Apple Intelligence」 がついに日本語に対応。「Image Playground」 での画像生成や文章のリライトや要約をしてもらえる 「作文ツール」 などが日本語で利用できるようになった。なお、新しい絵文字を生成する 「ジェン文字」 は現時点ではiPhoneとiPadのみの対応となっていて、Macでは今後数ヶ月以内に提供予定だ。
リリースノートは以下。
このアップデートでは、Apple Intelligence を活用した「メモリムービー」の作成、Image Playground に新たに追加された「スケッチスタイル」、メールの自動分類機能、写真ライブラリの整理・フィルタリング機能の向上 などが導入されました。また、その他の新機能、バグ修正、およびセキュリティアップデートも含まれています。
Apple Intelligence (M1 以降の Mac 対応)
- メモリムービーの作成: 写真アプリで、見たいストーリーを説明するだけでムービーを自動作成。
- スケッチスタイルの追加: Image Playground で スケッチ風の描画が可能 に。
- 対応言語の拡充: Apple Intelligence の機能が 8つの新言語 と 2つの英語ロケール に対応。
- 対応言語: 英語 (インド、シンガポール)、フランス語 (フランス、カナダ)、ドイツ語 (ドイツ)、イタリア語 (イタリア)、日本語 (日本)、韓国語 (韓国)、ポルトガル語 (ブラジル)、簡体字中国語、スペイン語 (スペイン、ラテンアメリカ、アメリカ)。
メール (Mail)
- メールの自動分類機能: 受信メールをカテゴリごとに整理し、重要なメッセージを優先的に確認可能。
写真アプリ (Photos)
- ライブラリビューの新しいフィルター: アルバムに含まれないアイテムを表示・非表示にできる。
- 「クリーンアップ」ツールにレタッチブラシを追加。
- メディアタイプとユーティリティコレクションの並べ替えが可能。
- 一貫したフィルタリングオプション: 「最も古い順」「最新順」に並べ替え可能。
- アルバムを「更新日順」に並べ替え可能。
- 「最近表示した項目」「最近共有した項目」を表示メニューから無効化可能。
その他の機能向上・バグ修正
- 新しい絵文字 8種類 (オブジェクト、植物、スマイリーフェイス など) を追加。
- 新しいポッドキャストウィジェット:
- 「フォロー中の番組」ウィジェット: フォローしている番組をすぐに確認可能。
- 「ライブラリ」ウィジェット: 「最新エピソード」「保存済み」「ダウンロード済み」 などに素早くアクセスできる。
- Matter対応のロボット掃除機 をホームアプリで操作し、シーンやオートメーションに追加可能。
- 特定の外部ディスプレイで Night Shift がオフにできない問題を修正。
- Mac Studio (2025) M3 Ultra (256GB/512GB 統合メモリ) の GPU の最大メモリ割り当て上限を増加。
- Final Cut Pro におけるトランスコーディング性能を向上 (Mac Studio (2025) M3 Ultra 搭載モデル)。
- スクリーンタイムの App 制限が強化: 子供がアプリを削除しても、再インストール後も制限が継続される。
- Music アプリで VoiceOver が要素を誤った順序で読み上げる問題を修正。
- 点字ディスプレイが左右矢印キーで行を移動する際、誤った行を表示する問題を修正。
一部の機能は、地域やデバイスによって利用できない場合があります。
このアップデートのセキュリティ内容の詳細については、公式サイトをご覧ください。
Apple Intelligenceの対応デバイスは以下。
- MacBook Air (M1以降)
- MacBook Pro (M1以降)
- iMac (M1以降)
- Mac mini (M1以降)
- Mac Studio (M1 Max以降)
- Mac Pro (M2 Ultra)
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